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クリエイター共通の問題!どう売る?漫画貧乏 佐藤秀峰のレビュー

クリエイター共通の問題!どう売る?漫画貧乏

「海猿」「ブラックジャックによろしく」で有名な漫画家の佐藤秀峰さん。彼は出版社との関係に不満を持ち、ネット上に漫画プラットフォームを作って漫画の配信します。その一連の奮闘記です。

リアルで超面白い。クリエイターは読むべき!いろいろ考えさせられる本です。(漫画は最初だけ。)

彼はクリエイターとしての力があり、行動力がある。正義感もコダワリもすごく感じられる。すごい人だと思います。ただ、不器用そう。個性的でツッコミどころ満載です。

出版社との関係ミス

佐藤秀峰さんはかなり自分目線です。出版社との対等の条件を求めつつ、出版社を下に見ている感じが溢れている。出版社=ぼったくってる人、って思っているんでしょうね。でも、自分で販売してみたら、えらいお金がかかることを知る(笑)。

この話ってフィリピン留学のエージェントも同じ。留学エージェントのコミッション相場を知った生徒は「そんなにボッタくってるの?」って驚く。そして、みんなエージェントを始める。だけど、しばらくすると成り立たなくてボッタくる立場になっている。

単純に、販売に必要な費用を知らない。無知から来る誤解

システム会社の選定ミス

佐藤秀峰さんが独自の漫画配信プラットフォーム「佐藤秀峰 on Web」を作るとき、一番安かったシステム会社に発注して炎上している(笑)

システムの立場からすると、3社が1000千万ぐらいの見積もりを出してる中で、500万の見積もりの会社を選べば、当然トラブルの可能性は高い。でも、素人は安いほうを選択しがち…。結果、納期が守れず、バグ多数。本当によくある話です。

「プラットフォームを作って世界を変えようと思っているなら1000万じゃ無理ですよ。」みたいな現実的な話は誰にも刺さらない。そして、リスクがわかってない素人が安請け合いする。そして、大失敗する。

こういうトラブルはどうしたら減らせるんだろう。悩ましい。僕も不器用なので…。

クリエイターの今後

この「漫画貧乏」はKindle Unlimitedで読んだ。マンガ on ウェブの宣伝ですね。僕は興味を持ったし、もっと佐藤秀峰の作品を見てみたいと思った。そういう意味で、この本は見事に宣伝機能を果たしていると思う。

長い愚痴を聞いてる感じがすごい本です。でも、読む価値あり!

【追記】マンガ on ウェブは休刊

その後、頑張って立ち上げたマンガ on ウェブは終了している。

マンガ on ウェブは、佐藤漫画製作所が発行しているウェブコミック雑誌、およびそのウェブサイト。 2017年に「漫画 on Web」から「マンガ on ウェブ」に改名された。2021年1月1日発売の第24号をもって休刊となっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/漫画_on_Web

プラットフォームでシェアを取るのはとにかくお金がかかる。アマゾンにどう勝つか、どう棲み分けるか、そういう話だ。

でも、道のりを知らないからこそ無謀な挑戦ができた。大変な経験をしただろうけど、めちゃくちゃ経験値はあがったと思う。財産にしてまた漫画を描いて欲しい。

実力あるクリエイターにとっては、本当に便利な時代

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