先日、すごい良い話があったので、忘れないように残しておこう。友達が不動産物件を探してたんです。
最寄り駅はここで、金額はいくらぐらい、バストイレはセパレート。そんな感じでいろいろと条件を伝えて物件を探してもらう。
担当者はベテランで、こなれた感じでいろんな物件を紹介してくれる。でも、物件を見に行っても、どうもしっくり来るものはない。なんか全部違うんです。
そういう経験ってないですか?
こちらの希望を伝えて、紹介してもらうが全然ココロに響かない。何回かそういうのを繰り返していると、担当者が変わったそうです。
新しい担当者は、いかにも素人の若い女性で、不動産のことも、最寄り駅のことも全然分かってない。最初に紹介された物件も、全然見当違い。こりゃダメだなと思ってたら、次に紹介された物件は、最寄り駅も違う、金額も違う、バトトイレはユニットだったそうです。
しかし、友達はその物件に決めたそうです。条件は何一つ一致してない。だけど、その部屋がよかったそうです。
これを聞いてすごいと思ったんです!
人のコミュニケーションは言葉にかなり依存してるけど、言葉と本質って違ったりします。そもそも、自分の望むものが何なのかはっきり理解できてなかったり、また、言語化できてなかったりします。今回の場合、ベテランの不動産屋は、出された条件に忠実に回答を出したんだと思います。
合理的です。
でも、それはサイトで検索条件を絞り込むようなもので、インフォメーションを絞り込んでいるだけで、その人の判断は入っていません。それで物事が決まると一番早いし、合理的だけど、感動は生まれない。
その次の素人の女性は、インフォメーションも経験も少なくて、フィルタリングするスキルもなかったのかもしれない。だから、感覚で、この人はこういう部屋がいいはず!と思って提案したのかもしれません。それは、物件の絞り込みじゃなくて、相手を見て、その人のライフスタイルの提案をしたように思います。
もしかしたら、「僕が言った条件を何一つ満たしてません。」と怒られる危険性もある。
だけど、今回は気にいって契約したんですね。経験値が増えると、失敗経験もあるので、どうしても無難で確実な選択をしがちです。これはもう無意識だから気付かない。
こういう風に、経験値が足かせになるパターンがあります。
無難な選択は、決して大きくは外れないけど、100点にもならない。せいぜい70点。
でも、想像力を働かせて、考え抜いた選択は、100点になる可能性がある。0点の可能性もあるけどね。
すごい核心をついてるエピソードだと思う。
コミュニケーションをしてて、「この人は何を望んでいるだろう?」と考えるとき、表面的な言葉を鵜呑みにしてしまいがち。だって、あの人は○○と言っていたんだから。でも、相手は自分の気持ちを言語化できてない可能性がある。
やはりその相手とどれだけ深いところで繋がれるかだと思う。僕は言葉にとらわれがちだし、合理的に物事を考えがちです。だから、見えなくなっているものもある。だから、この時の話がすごく響いた。
経験が足かせになることもある。
ということは、やったことないことにチャレンジするときに、必要以上に臆病になる必要もない。知らない優位性があるんです。すべては、自分で考えて、自分で決めて、行動するのみですね
言いたいことはわかるけど、タイトルの「ロジカルシンキングが本質を見失なわせる」部分は正直反感を持っちゃいました。あといろいろ誤植が多いのが、読む妨げになりました。他人にも読んでもらいたくて書くなら、表現には注意を払ったほうがいいんじゃないでしょうか?こっちの感じていることと違って、さらに誤植とか多かったらイラっとします。
出された条件に充実→出された条件の充実?
インフォーメーション→インフォメーション
確信→核心
通りすがりさん。誤字のご指摘ありがとうございます。早速なおしました。ありがとうございます。これは普段の仕事からです…。