サイトのコンテンツを移行中

東京でフィリピン料理を食べたい!フードライターが教えるランチできる7つのレストラン

トクワットバボイ 六本木のフィリピン料理レストラン

フィリピン料理を日本で食べるのは難しい。東京にも数えるほどしかレストランがないんです。エリアとしては、六本木、錦糸町、上野、蒲田です。フィリピンパブがあるエリアですね。夜しか営業していない店が多いし、夜はフィリピンパブになってるお店も多い。そんな中で、ランチでフィリピン料理が食べられる貴重なお店を紹介します!マイランキングです。

レストランが少ないのはおいしくないからです。しかし、フィリピン料理のフードライターとして貪欲に開拓していきます!

【六本木】New Nanay’s 大使館近くのフィリピン料理レストラン

New Nanay’s(ニューナナイズ)は東京の六本木にあるフィリピン料理レストランです。フィリピン大使館が近いので、東京でフィリピン料理のレストランといえば、このレストランの名前があがります。 2004年からなんですね。

六本木のNew Nanay’s

昔はランチビュッフェがあったそうですが、もうないです…。一品料理だけですが、いろんなフィリピン料理があるから、何を注文するか悩みます。フィリピン料理が好きな人は要注意。おかずを注文してご飯を頼む感じなので、複数人で行って料理をシェアをするのがおすすめです。1人だと量がちょっと多い。ランチだけじゃなく夜も行ってるので、おいしかった料理を紹介します。

トクワットバボイ 六本木のフィリピン料理レストラン

トクワットバボイ(Tokwa’t Baboy)

豚肉と厚揚げの料理です。厚揚げは小さかった。この店では豚肉ではなく豚の皮が入っています。あと、タマネギ、ネギですね。ボンズがあう。あっさりでめちゃくちゃうまい。お粥(ゴト)とセットで1540円。この料理はセブでは見かけないので、セブ留学しかしてない人は知らないことが多い。

お粥 ゴト 六本木のNew Nanay’s

ゴト(Goto)

トクワットバボイにはお粥がついてるんだけど、このお粥がおいしかった。ゴトっぽいから確認したらゴトでした。お粥は日本よりフィリピンのほうが好き。お粥にはニンニク、ショウガ、ネギがあう。そして、モツがあうんです。フィリピン人はなぜお粥にモツを入れようと思ったのか気になります。

フィッシュシシグ 六本木のNew Nanay’s

フィッシュシシグ(Fish Sisig)

定番のポークシシグもあるけど、魚のシシグもうまい。安定のおいしさ。脂っぽいけどね。シシグの玉ねぎはおいしい。シシグってどこで食べてもこの味だけど、この味付けってなんなんだろう?レシピを見ても、特別なにかを入れてるわけじゃなさそうなのです。

トルタンタロン 六本木のNew Nanay’s

トルタンタロン(Tortang Talong)

トルタンタロンも好きです。この店では丸くてオムレツ感が強かった。上にふりかけられたドライガーリックもきいている。添えられたケチャップはバナナケチャップではなく普通のケチャップでした。日本人向けにアレンジされていてナスよりオムレツの印象が強いです。

野菜のルンピア

野菜ルンピア(Lumpia)

野菜のルンピアはサツマイモが入っていた。甘くてオヤツみたい。おいしかった。300円。ルンピア ベリードと言っていた気がするけど定かでない。

レチェ・フラン(Leche flan)

レチェ・フラン(Leche flan)

レチェフランはフィリピンのプリンです。大きいです。固めで甘い。セブで食べたのと全く同じ。まさかの1400円。夏はハロハロみたいです。

フィリピン料理は豚の皮やモツをよく使う。日本のホルモンは、ほる(捨てる)モンとか言って、日本人はなんでも食べるとか言うけど、フィリピンのほうが有効活用してる気がする。

お店の人は親切で好印象。値段は高め。いまのところトクワットバボイが一番好き。他の料理も食べたいので、また行きます。

【六本木】Asia Yaosho フィリピンスーパー

Asia Yaosho (アジア ヤオショー)は六本木にあるフィリピンのスーパーです。

Asia Yaosho(アジア ヤオショー)六本木にあるフィリピンのスーパー

フィリピン料理屋の「New Nanay’sレストラン」の前にあります。このスーパーは結構いろいろ売ってるので、フィリピンに行ったことある人は懐かしい気持ちになれます。サンミゲルビールも売ってます。瓶のサンミゲルライトやピルセンが310円。スナックやインスタントヌードルも売ってるけど、フィリピンで見るのと少し違う。

さらに、奥でフィリピン料理が食べられます。1回目行ったときは、食べられない!と言われたけど、奥で食べている人がいたから、関係者だけなのかな?と思っていた。2回目行ったときに、また聞いてみたら、「食べれるよ!」と言う。気まぐれでランチ営業しているようです。メニューはないです。その時の気分でアドボとかシニガンを作ってるそうです。通りかかったら顔を出しますが、だいたいランチはやってなくて、笑いながら、「明日からね!」と言ってます。

野菜のルンピア 六本木 Asia Yaosho

野菜ルンピア(Lumpia)

野菜のルンピア 200円。普通でした。

アドボランチ フィリピン料理

アドボ(Adobo)

ポークアドボ650円。アドボは豚肉を酢などで煮込んだ定番中の定番料理です。カラマンシー味でおいしかった。とはいえ、米と肉です!

ランチは月曜日から金曜日、10時から14時と言ってましたが、やってない時もたぶんあります。店内はフィリピンの人ばかりで雰囲気はフィリピンです。1人で食べているとだいたい声をかけられるので、会話を楽しみつつ食べています。

【六本木】KAPETAYO TOKYO 日本とフィリピンの架け橋

フィリピンで人気のYouTuberのFumiyaさん、彼が運営するのが株式会社M.S.LAB。その会社が運営するのが六本木にあるKAPE TAYO TOKYO。だから、この場所は、「フィリピンと日本の架け橋」になるようなコミュニティを目指しているそうです。

六本木のフィリピンバー KAPETAYO TOKYO

Fumiyaさんはフィリピン留学生だったそうです。YouTubeでの発信をきっかけに人気がでて、現地のリアリティ番組にも出演。フィリピンで一番有名な日本人と言われています。六本木にはフィリピンのお店が集まりますね。ちなみに、Kape tayo(カペタヨ)はフィリピン語で相手をコーヒーなどに誘う際に使われる言葉です。

店内はレストランというよりもオシャレなバーみたいな感じ。背の高いさわやかイケメンが働いていました。日本語を話していたけどフィリピンの方かな?接客は丁寧で笑顔が素敵でした。

チキンとスパゲッティ

メニューは3つありました。まず、2ピースチキン、これが1100円(税抜)。ジョリビーのチキンみたいな感じです。プレートにチキンとライス。次に、チキンとスパゲッティ、これは1200円(税抜)。メニューの写真を見ると、これもジョリビーみたいな感じのパスタとチキンでした。

パスタとチキン KAPETAYO TOKYO

あとは、チキンライスボール(900円)。説明を見ると、アドボをアレンジしてますと書いていました。で、チキンとパスタを注文。パスタは細めでチキンも薄め。僕には量が少なかった。六本木だからこの値段は仕方ないかな。普通においしいですよ。グレイビーソースもついてます。でも、料理をウリにした店ではないですね。雰囲気ですね。僕が行ったときは、客がいなかったけど、日本とフィリピンの架け橋になることを願ってます!

レチェ・フラン、パンデサル、シェイクもありました。ネットも使えるのでカフェとして使うのもいいかもしれない。

【錦糸町】タプシログ レストランとスーパー

東京墨田区の錦糸町にあるタプシログ(Tapsilog)は昼間からフィリピン料理が食べられるお店。錦糸町もフィリピンパブエリアです。入りにくいドアを思い切ってあけてください。そこにはフィリピンがあります。

錦糸町のフィリピン料理レストラン タプシログ

中が見えないドアをあけるのは勇気がいります。

錦糸町タプシログの店内はフィリピン

中に入ると、フィリピンにあるような小さなスーパーマーケットです。奥にはテーブルがあって食事が食べられます。カレンデリアです。錦糸町で昼間からやっているフィリピン料理屋はここだけじゃないでしょうか?

年末の日曜日の16時ごろにランチに行ったら、フィリピン人がカラオケしていて、フィリピンの雰囲気がでていました。その後も、日曜日の午後に行ってます。ガラスケースに大量のジョリビーのハンバーガーが置かれていたり、ダンボール単位のカップヌードルシーフードが山積みされているときもありました。小さなフィリピンがここにあるんです。

フィリピン料理レストラン タプシログのメニュー

壁に料理メニューが貼られているんですが、定番の料理はだいたいありました。何回か行ってるので食べた料理を紹介します。メニューが多くて悩みます。店内は常連が多くて、たまにフィリピン人に話しかけられて会話が弾むこともあります(笑)。

錦糸町 タプシログ ポークシニガン

ポークシニガン

久々にこの酸っぱいスープを飲んだんですが、シニガンが嫌いな日本人の気持ちはわかります。現地の味です。ここのポークシニガンは少しトロミがあるスープ。ポーク、ナス、タマリンド、オクラ、玉ねぎが入っています。もうちょっとしっかりしたポークのほうが好みですが、野菜が多くておいしい。

錦糸町 タプシログ ピコールエクスプレス

ピコールエクスプレス

大好きなビコールエクスプレス(Bicol Express)は安定のおいしさ。肉がたっぷり入ったココナツスープです。ここのもそんなに辛くなかったです。

アンパラヤ フィリピンのゴーヤチャンプル

アンパラヤ

アンパラヤ(Ampalaya)はゴーヤです。フィリピン風のゴーヤチャンプルです。シニガンみたいな酸っぱいスープがついてました。ゴーヤは歯応えがなくて、何が違うかわからないけど、ゴーヤチャンプルのほうがおいしいです。不思議。

ボピス

ボピス

ボピス(Bopis)ってはじめて食べました。ちょっと酸っぱいトマトスープ?ツマミにもなると言っていたけど僕にはツマミにはならなかったです。内臓、もつを煮込んだスープだけど少し臭みがあった。ニンジン、とうがらし、しょうがが入ってます。これは好みではなかった。

ここはすべてのメニューがライス付きで540円です。事前に作っていたのを温めて出していると思います。腹ペコの時なら2品いけると思って2品食べたことあるんですが、2品だとちょっと多かったです。ジョリビーのハンバーガーが山積みされていたり、シーフードカップヌードルが箱単位で売ってることもあります。

13時から開いてるんですよね?と聞くと、「いちおう13時からだけど、前の日が遅いと遅れることもあるよ」って言われました。その時の雰囲気ですね。それもフィリピン!また行きます!ちなみに店内はネットがあります。

【下北沢】かまいキッチン KAMAY KITCHEN

東京世田谷区の下北沢の雑居ビルの階段を上がるとひっそりとある、かまいキッチン。

東京のフィリピン料理のレストランはフィリピン人が料理しているところばかりですが、ここは日本人の女性がやっています。無農薬有機栽培米を使用した定食なんです。ヘルシーではないフィリピン料理との異色の組み合わせが面白い。

豆腐ハンバーグとか普通の定食もある。フィリピン料理も少しアレンジされています。ランチメニューにある料理は、アドボとルンピアです。

カマイキッチン アドボランチ 1100円
アドボランチ 1100円

アドボランチ 1100円。日本人が作ってるので日本人好みの味付け。おいしかった。が、量は少なかった。不思議なお店。夏にはハロハロもあるんです。

【上野】Pogi philippine restaurant bar

東京都台東区のフィリピン料理屋Pogi。上野駅から少し歩きます。日曜日のお昼どきに通ったら、路上にランチの看板がでていた。「ママの手作りで美味しい家庭料理を味わってみてください。ランチは食べ放題で1000円+10%Tax」

上野のフィリピン料理レストランバー Pogi

エレベーターで3階に上がると、11:00 Openと書かれていて、カラオケの音が漏れている。LIVE BARと書かれたちょっと入りにくいドアをあけると、そこにはフィリピンがありました。

店内にはフィリピン人のお兄さんたちが数人、楽しそうにカラオケをしていました。フィリピン人のママが流暢な日本語でランチのルールを説明してくれました。

紙皿が2枚渡され、1枚はご飯用、もう1枚はスープ用。料理はセルフサービスの食べ放題です。ドリンクを頼むと、税込で1500円。ビールもあったけど、ココナッツジュースをチョイス。お店の名前の「Pogi」はタガログ語で「イケメン」の意味だそうです。「Gwapa」ってセブアノ語なんですね。

食べ放題の料理は10種類ぐらいあった。中央に豚の頭がドンとあって、クリスピーレチョンカワリです。あとは、ポークシニガン、シシグ、アドボ、焼きそば、チョップスイ、モンゴーなど。卵焼きとかマカロニもありました。お皿に載せると、混ざってしまうので、1つずつの味を楽しむのは難しいけど、それもフィリピン。久しぶりのシニガンが懐かしかった。次回はハロハロを食べたいが、Pogiから徒歩圏内のAte Gloも気になる。

ランチ食べ放題 上野(東京都台東区)

【千歳船橋】アミーズ ロティサリーチキン

東京都世田谷区のアジア料理屋 アミーズ ロティサリーチキン。ランチメニューが豊富すぎてめちゃ悩みました。シログ(Silog)はご飯+目玉焼き+メインのセットで、フィリピンではレストランでは見ないけど、ローカル食堂では定番。日本で食べられるのは嬉しい。

アミーズ ロティサリーチキン  アジア料理 千歳船橋

お店の名前のロティサリーチキン(Rotisserie Chicken)。ロティサリーはフランス語で、回転式のオーブンでじっくり焼く調理法らしい。レチョン・マノックはフィリピン語で、鶏の丸焼き。調理法はほぼ同じだけど、ルーツと味付けは違うんです。看板メニューはレチョンマノックみたいなので、チキンシログ(1210円)を注文。

チキンはほんのりニンニクの香りがしておいしい!食感はササミやハムっぽい。個人的にはフィリピンの路上でぐるぐる回っている炭火焼きのワイルドさが好み。だけど、日本向けにアレンジされてるのも納得。

他にも、日本人向けにアレンジされた気になるメニューがいっぱい。ビコールエクスプレスはスパイシーマークがついているし、トルタンタロン(なすのオムレツ)も食べてみたい。シシグログやアドボログも気になるし、マミやロミはわかるけど「ミキ」というメニューは初耳で興味津々。カレーシニガンという独自メニューも気になりました。

近くに来たらまた訪問したいお店。あと、平日のハッピーアワーが330円!安すぎてびっくりしました!

行きたいお店メモ

  • Mother’s Kusina ni Ate Glo Philippine Restaurant ランチ食べ放題 上野(東京都文京区)。フィリピンパブがランチタイムだけ営業してるようです。金曜日のランチで行ってみた。階段を上がって、ドアをそっと開けたけど、誰もいないし、食事の匂いもしない。奥に若い男の子が2人いたけど、何も言わずに帰ってきた。
  • MANILA SPICE 大塚(東京都豊島区)
  • フィリピンレストランATE(アテ)西荻窪(東京都杉並区) 
  • ネネスキッチン New Nene’s Kitchen 赤羽(東京都北区)
  • イハワン IHAWAN 新宿歌舞伎町(東京都新宿区)
  • ニノマエ 学芸大学(東京都目黒区)
  • Kamayan’s 立川(東京都立川市)

日本だとあんまりおいしいフィリピン料理屋に出会えてないので、フィリピン料理が食べられるオススメのレストランがあったら教えてください!東京の行ける場所なら食べに行きます!関西の大阪や神戸の情報もお待ちしてます。

フィリピン料理を一覧にして徹底解説

2012年から毎年半分近くフィリピンに滞在しています。料理の解説は以下でやってます。

フィリピン料理 プードルファイト