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奈良公園の鹿

奈良公園の鹿|性善説の秩序

子どものころに来たことがあるはずだけど、ほとんど覚えていないので、ほぼ初めて来た感覚。近鉄奈良駅から東大寺のほうへ歩いていくと、公園にも路上にも鹿があふれていて、インドの象みたいな存在感。放し飼いの鹿がそこらじゅうにいる空間は非日常で、それだけで楽しい。

奈良の野良鹿

鹿せんべいは200円で売っていて、買った瞬間に鹿に取り囲まれる。

その中に1匹、やたらマナーの悪い鹿がいて、後ろから太ももの裏やお尻をめちゃくちゃ噛んできた。ジャージ越しでも普通に痛い。正直、かなりムカついた。中国人観光客が鹿を殴っている映像を見たことがあるけど、鹿が悪い場面もあるのかもしれない。

ポケットに顔を入れてくるし、アタックしてくる。

もちろん、ほとんどがいい鹿。お辞儀をするとお辞儀を返してくるし、鹿せんべいを渡すまでちゃんと待っている。そういう鹿は本当にかわいい。でも、ガンガン噛まれるとやっぱりイラッとする。

ただ、餌をあげるふりをしてあげない人がいたり、乱暴に扱う人がいたりすれば、鹿も警戒心が強くなるはず。マナーの悪い存在が混ざると、性善説で成り立っていた秩序は簡単に壊れるんだなと、しみじみ思った。

奈良公園の鹿

奈良のシカと人との関係には長い歴史の変遷がある。文化庁の国指定文化財等データベースには”古来神鹿として愛護されて来たものであって、春日神社境内、奈良公園及びその周辺に群棲する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/奈良の鹿