歌舞伎の「日本振袖始(にほんふりそではじめ)」を観た。出雲神話を題材にした、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治の物語です。
実際の歌舞伎ではなく「シネマ歌舞伎」です。松竹が運営する東劇という映画館で、歌舞伎の舞台映像が上映されているんです。
正直なところ、途中で寝てしまった(笑)。観終わった今の心境は「どこに面白さを見出せばいいのか」という戸惑い。以前、同じ神話を題材にした神楽の「出雲大蛇」を観た。あちらは神道の舞だから、娯楽というか、こういう儀式なのかと思って見ていたので、まあ楽しめた。
歌舞伎「日本振袖始」
でも、歌舞伎は「娯楽」ですよね。だから、期待していた。期待とのギャップがあって、肩透かしを食らったような気分です。
配役は、坂東玉三郎が「岩長姫実は八岐大蛇」。この意味がわからなかったけど「お姫様の姿をしているけれど、その正体(実は)は大蛇」という設定らしい。他には、稲田姫に中村米吉、素盞嗚尊(スサノオ)に中村勘九郎という顔ぶれ。
舞台では、頭が8つある大蛇を8人の役者がそれぞれ分身として演じてます。大蛇の顔を模したメイクは気合が入っていて面白かった。ただ、お姫様だと思って見ていたら、いつの間にか正体は大蛇だったというのは、全然わからなかった。歌舞伎って説明を読んでも難しい。
歌舞伎ならではの様式美があるらしい。でも、物語のテンポに、どうにも感情が追いついていかない。どこを見てどう楽しめば正解なのかが掴めないもどかしさがある。「古典芸能の奥深さ」と言われればそれまで。歌舞伎が楽しめるようになるかな。




















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