2025年9月6日(土)、葛飾区の新宿日枝神社で年に一度の大祭があって、その中で神様への奉納として石見神楽が上演されました。
演目は、日本神話でも特に有名な「大蛇(ヤマタノオロチ)」。小さな神社だけど、境内にはフランクフルトと焼き鳥の屋台が出て、お祭りムード満点。たくさんの子どもたちで賑わっていました。
9月6日(土) 葛飾区新宿・日枝神社の例大祭で奉納いたします。
https://iwamikagura.tokyo/schedule/新宿日枝神社例大祭-4/
8つの頭を持つヤマタノオロチ、子供たちが大興奮!
上演されたのは、出雲の神様である須佐之男命(スサノオノミコト)がヤマタノオロチ(大蛇)を退治する有名な物語。8つの頭を持つヤマタノオロチを酔わせて、その隙にやっつけます。
ヤマタノオロチは頭が8つあったので、大きな蛇が次々登場!蛇がステージに出てきたときは子どもたちから悲鳴があがりました。

だけど、すぐに慣れて、途中からは蛇を引っ張る子もいました(笑)。

最後の見せ場では、蛇の口から火花が飛び出す演出が!

スサノオが見事に蛇を倒すと大歓声!

ヤマタノオロチは、川の氾濫や水害の象徴だと言われています。恐ろしい災害ですが、豊かな土を運び、五穀豊穣をもたらす側面も持っています。だからこそ、「大蛇退治の神楽」には、自然を鎮め、豊作を願う人々の想いが込められているんですね。





神楽ってそもそもなに?
今回初めて神楽を見たんですが、これは「神様に捧げらる舞」なんだそうです。音楽と舞で神様をお迎えし、地域の平和や豊作を祈る、日本の伝統芸能なんです。
神楽は地域によってさまざまで、今回の石見神楽は島根県の伝統芸能。特に「大蛇」の演目が有名で、迫力ある衣装や火花を使った演出が特徴だそうです。
全国に神社はたくさんあるけど、こうして神楽を続けているところはごく一部。神道の物語をお祭りの形で伝えていくのは、とても貴重な伝統ですね。
余談ですが、私の実家は兵庫県西宮市神楽町。子どものころから「神楽」という言葉に親しんできたので、今回こうして日枝神社で生の神楽を見れてよかったです。
御祭神と神楽の関係は?
神楽は、「その神社にいる神様を楽しませるための舞」なんです。漢字そのまんま。もともとは、天照大神(アマテラスオオミカミ)という神様が岩戸に隠れたとき、別の神様が舞を踊って外におびき出したという神話が、神楽の起源だと言われています。だから神楽は、神社の行事として、その神社のご祭神に捧げられる大切な芸能なんです。
今回の新宿日枝神社のご祭神は、山や水をつかさどる 大山咋神(オオヤマクイ)。だから、鳥居の上には山をかたどったような三角の形(山王鳥居)が付いています。

大山咋神とヤマタノオロチに直接の繋がりはないけど、どちらも「自然を敬い、豊作を祈る」という点では共通している。神楽って単なる伝統芸能ではなく、神社の歴史やご祭神、そしてその土地の文化と深くつながっているのが面白い。
会場は、子どもたちの笑い声や大人の温かいまなざし、そして拍手と歓声でいっぱい。神楽は神話を舞うものだけど、みんなが笑顔になるこの時間こそ、お祭りの一番の楽しさですね。



















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