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商用CMSとオープンソースCMSの共存は可能か?CMSビズ第4回のレポート

先日、CMSビズ第4回に参加した。今回2回目の参加だが、レクチャーではあまり得るものはなかったのが残念。無料イベントはクオリティをキープするのが困難だ。有料にしたらいいのになあ。

今後、この場はビジネスマッチングの場にしていくみたいだが、イベントのブランディングが弱いので、難しいだろう。お客様が求めるのはCMSではない。何かを達成するためにCMSが必要なだけ。

だから、発注側の人間はこのイベントではなく、マーケティングとかログ解析とかもっと分かりやすい切り口でイベントを探すだろう。いやそもそも、発注側でこの手のイベントに参加する人がいったいどれぐらいいるのか?まだほとんどいないでしょう。

なので、今の延長で作れるのは、制作者の横の繋がりまでと思う。ワークショップ形式で横のつながりを強くしてから、次のアクションがいいと思うが、そういうスタンスではないようだ。

懇親会はいつも通り楽しかったので、今後も懇親会は参加したい。その時に、有料CMSとオープンソースCMSの共存というテーマで話したのが印象に残っている。

有料CMSとオープンソースCMSの関係は、僕の中では、ウインドウズとLINUXの関係やオラクルとMySQLの関係と同じだ。ユーザーのリテラシーが上がり、オープンソースの実績が豊富になってくると、オープンソースがもっと選択されるだろう。商用CMSとオープンソースCMSは共存できるか?

当然のことだが、エリアが重ならなければ共存、重なれば競争。でも、みんなが多機能を目指しているので、エリアは重なってくると思う。なんでも、短期的な視点だけでなく、長期的継続が可能かどうかを選定の基準にしていかないといけない。それはイベントもCMSでも会社でも同じ。持続可能性(sustainability)だ。

そのためには、瞬間的に人を集めてもダメで、ビジョンを明確にして、CMS全体を横断した集まりを作るべきだ。そこの壁が商用とオープンソースな気がするが、それぞれの代表者を集めて、本音のパネルディスカッションとかしたら壁が壊れて、面白そう。

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