戸塚ヨットスクール代表の戸塚宏氏の言葉をまとめた『戸塚語録』。映像は見たことがあったので知っている言葉も結構あった。ただ、仏教、儒教は自分の言葉で語れるほどわかってないので、知識が足りず意味を理解しきれない箇所もある。
ボリュームはそれほど多くないので、サラッと読める。共感できる部分とよくわからない部分にマークを付けながら読んでいたら、かなりマークが付いてしまったので、また読み返します。
戸塚宏氏の考え方には一貫性があり、ロジックがあるので面白い。体罰は善、本能は正しい、苦痛は成長のために必要、仏教は科学である、といった考え方。
僕が好きなのは「ハードは善、ソフトが悪」という言葉。問題があるならハードではなくソフトを見直すべきという考え方です。自動車事故があったら自動車が悪いわけじゃなく、使い方やルールの問題。そして、体罰が悪ではなく、体罰の仕方が問題と書かれている。
同じように考えると、移民問題は、移民ゼロにするのではなく、移民を入れるルールの見直し。憲法に問題あれば、改正反対の二択ではなく、どう変えるかの議論が必要。
最近は物事を二極化して白黒つけようとする傾向が強い。問題が1つあると、すべて否定。だけど、何事も、イエスかノーかの二択ではなくグラデーションがあり、そのどこに落とし込むかが大事。だから、ソフトのレベルで議論し、改善していくのがいいと思う。
相手を論破する力より、落とし所を見つけて、和を広げるほうが日本人にはあっている。
賛否あるテーマが含まれるけど、教育について考える上で参考になりました。















コメントを残す