久々にプロマネの飲み会を開催しました。僕らのプロジェクトは終わったのが遅かったから、やっと終わった!って感じやけど、他のプロマネは随分前の出来事の様子…。
めちゃくちゃ順調に終わって、成功事例として紹介されているプロジェクトもあるし、うまく終わらなかったプロジェクトもある。まだ終わってないプロジェクトだってある。
(そろそろ10ヶ月が終わる。)
ガリガリと自分で実装したプロマネもいれば、みんなに必死にお願いしたプロマネもいる。メンバーが頑張りすぎて徹夜したプロマネもいるし、途中でメンバーが離脱したり、メンバーからのレスがなくて困ったプロジェクトもあった。僕のプロジェクトもメンバーが途中離脱した。ほんとにそれぞれです。
成功要因や失敗要因はいろいろあるけど、プロマネが完全にプロジェクトをコントロールするのは難しい。それ以前の問題が多い。
まあ、そんな感じわけで、プロマネとして感じたことを共有しました。もちろん愚痴っぽい話もある(笑)。
プロボノについて感じることもそれぞれ違うし、こういう特殊な活動をやるのは変わった人が多いから話していて楽しかった。
プロボノを断った
ちなみに、なにを間違えたのか、サービスグラントからまたプロボノのオファーが来たので断った。
断った理由は、長時間拘束されるから。今回のように時間をとられて、他のことができなくなるのは困る。
プロマネ以外の職種は忙しい時期が一時的。たとえば、マーケッターは中間提案までが忙しい。デザイナーやプログラマはプロジェクトの後半が忙しい。
だけど、プロマネはずーっと忙しい。だから、プロボノを引き受けると長期間拘束される。
プロボノに限らず、どんなプロジェクトでもプロマネはこぼれ玉を拾わないとあかん。プロマネとはこぼれ球を拾う雑用係。こぼれ玉がなければ楽チンだけど、そんなプロジェクトはない。プロマネあるあるです。
プロボノのデメリットは長時間拘束!
プロボノは週6時間程度の稼動と定義されてるけど、そんなもんじゃ終わらない。実際もっと稼動した。
僕はどれぐらい稼動したんだろ?分からない (笑)。土日にずっとやってることもあったし。平日だって、レスしないとあかん。
だから、これからプロボノやる人はそれなりの覚悟でやってほしい!職種にもよるけど、プロマネやるなら週6時間は無理だと思う。
アカウントディレクター?
僕のようにプロマネのオファーをお断りした人もいれば(笑)、アカウントディレクターとしてステップアップしている人もいた。
アカウントディレクターとは、クライアント(NPO)との間での成果物の目標設定から、チームメンバーの編成、チームの立ち上げ、そして、品質管理、アセスメントまで、プロジェクトの基盤づくりを担う役割です。
NPOへの初期ヒアリングとメンバー選定をするそうだ。
プロジェクトが開始すると、自分が選んだプロボノメンバーにバトンタッチして、マイルストーンをチェックする。だから、安定したプロジェクトなら、あまり出番はないかもしれない。
アカウントディレクターになった人の話を聞いてると、サービスグラントのことも見えてくる。
これからの組織は小規模で無償?
アカウントディレクターの制度は、サービスグラントの事務局のタスクをボランティアで成り立つようにしていってるんだと思う。アカウントディレクターが機能すれば、もっとキャパシティが広がる。
明確なビジョンがあって、共感する人が集まるから成り立つ組織
これからの組織ってこんな感じなんかな?ビジョンを明確にして、共感したメンバーが無償で協力する。だって、サービスグラントってたった3人ですよ。
トップダウンでしか意思決定できない、大人数の組織はどうバリューを出していくんやろ?
スキルがあって、経済的、時間的に余裕がある人がやりがいを求めてボランティアで働く。どんどん組織のあり方が変わっていく。短期的に見たら、若い学生より、経験ある主婦のほうが戦力になる。悩ましい現実だ。
今回知り合ったメンバーが、今後どういう風に動くのかは分からないけど、プロボノを経験したメンバーとのつながりは大切にしたいと思いました。
おもしろかった!