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新1分間リーダーシップ – 重要なのは人のニーズのマッチング!世界中で組織はフラットになる

1分間リーダーシップ

1分間マネージャー」がめちゃめちゃ懐かしかった。だから、家にあった「1分間リーダーシップ」を読みかえした。「1分間マネージャー」という人物にマネジメントスキルを教わる物語です。

リーダーシップのスタイルは4つ

この本ではリーダーシップのスタイルを4つに分類しています。

  1. 指示型
  2. コーチ型
  3. 援助型
  4. 支援型

そして、部下の発達度(フェーズ)にあわせて、リーダーの行動を柔軟に変えましょうという話です。

状況対応型リーダーシップと書かれています。SL理論、シチュエーショナル・リーダーシップ理論(Situational Leadership)とも言うそうです。

上司のほうが部下よりも能力があって、上司が教える前提です。なので、リーダーシップというよりは「教える際の先生と生徒のマッチング」みたいな内容です。

重要なのは人のニーズのマッチング

久しぶりに読んでみて、英語のマンツーマン授業で起きる先生と生徒の相性問題も同じだと思いました。

生徒のフェーズにあわせて、スタイルの違う先生をアサインしたほうが生徒は上達する。そして、満足度もあがる。経験豊富がいいとか、優秀がいいとかそんな単純なことではないんです。

能力には適正がある

あと、なるほどなと思ったのは、

「コンピテンス」=「知識」+「技能」。これは教育、訓練、経験で誰でも身につけられる。しかし、「能力」は「潜在能力」的な意味も含められるので適正がある。

このへんがしっかり整理できていると、教えるときにブレないのかなと思いました。

1985年の本。昔から問題はあまり変わってないですね。ただ、昔より組織がフラットになってきてるので、「上司が部下に教える」という前提が古い気がします。さらっと読めるし、いろいろ応用できると思います。

新1分間リーダーシップ

その後、1分間リーダーシップもバージョンアップしていること知りました。なんてこった…。

まずサブタイトルが変わっていた。

1分間リーダーシップ – 能力とヤル気に即した4つの実践指導法

新1分間リーダーシップ – どんな部下にも通用する4つの方法

アマゾンのページに変更点がまとめられていた。

新1分間リーダーシップの変更点

1985年にアメリカと日本で刊行されてベストセラーとなり、30年近くフォ-チュン1000はじめ世界中の企業の管理職研修に用いられている基本テキストが、今のリーダーにより使いやすく、実践的な内容に改訂。新訳でさらに読みやすく! 改訂による主な変更点は――

1.1980年代にはあたリ前だった「上から下への指導」から、部下だけでなく上司や同僚に「影響を与えること」にポイントが移っている。

2.SMARTと呼ばれる目標設定法では、Mが測定可能(Mesurable)のMから動機づけ(Motivating)のMに変更になった。チームメンバーが楽しんでめざせる目標であることが強調されている。さらに目標がSMARTになっているかどうかを確認するための詳細なチェックリストも追加されている。

3.部下の発達レベルに合わせた「スタイル導入」のための声かけや、部下と一緒に目標を設定し、達成していくための「6種類の対話」が新たに紹介されるなど、具体的ツールが増えた。

4.状況対応型リーダーの3つのスキルのうち2つが変更になり、「目標設定・診断・マッチング」に変わった。部下の発達レベルに合わせる「マッチング」が重視されている。

5.『新1分間マネジャー』の3つの秘訣のうち、「1分間叱責」が「1分間修正」に変更されたことにも対応している。

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これ見ただけで、読んだ気になっちゃった。変更点が時代の変化を表していて面白い。

世界中で組織がフラットになってきてますね。そして、重要なのは人のマッチングですね。

1分間リーダーシップ

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