会議本まとめ – 読みくらべした

コンサルの依頼があった。生産性をあげたいと言うので、とりあえず会議に参加した。すると、目的の不明確なムダな会議ばかりしていてビックリした。オーナーが不明、目的も不明、アジェンダもない(笑)。

それで、会議意識の改善が必要だと思った。それなら、会議の本をまず読んでもらうのが手っ取り早い。

20台前半で、なにも考えずに働いていたときに「すごい会議」を読んで、なるほど!と思った記憶がある。それで、最近の会議本はどうなっているんだろう?と思って本を探した。おさらいの意味も含めて自分も読んだ。そのときのメモです。

amazonのすごい会議

ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法 佐藤 将之

amazonのすごい会議

★★★☆☆

効率よい会議をしたい人には参考になる。

むかしに流行った「すごい会議」と、この「amazonのすごい会議」は全く違う本です。表紙もタイトルも似ていて間違った…。

すぐに決まる!アイデアが湧き出る!プロジェクトが進む!なぜamazonは次々に新しい事業を同時展開できるのか?

世界最強企業の成長を支える原動力である「会議の技法」を初公開!

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この本はamazonの会議の解説なので、すべての会社に当てはめられるわけではないと思う。でも、会議進行スキルについて考えたことない人には、簡潔に整理されているのでよいと思います。

考えて会議やっている人には当たり前の内容です。確認用に読むのがいいと思います。

会議を以下の4つに分類してます。種類ごと目的が違います。ただし、事業内容や組織によって分類は変わってくると思います。

会議の種類

  1. 意思決定会議
  2. アイデア出し会議
  3. 情報伝達会議
  4. 進捗管理会議

情報伝達会議はしなくていいと書かれています。ぼくのまわりは情報伝達だけで集まっている人はもういないんです。でも、やってる会社あるんですよねえ。

ミーティングに時間が取られて、生産性があがらない会社はたくさんあると思います。慣習的にやってる会議体を見直したり、効率よく会議がしたい人は参考になりそうです。1、2時間で読めちゃうボリュームです。

トヨタの会議は30分 – GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術

トヨタの会議は30分

★★★☆☆

2021年の会議本。本屋でめちゃ見かけます。参考程度に読むのがおすすめ

2004年に新卒でトヨタに入った著者(8年ぐらい働いたらしい)。その後、転職を繰り返して、独立して、いろいろな企業をコンサルしているなかで「トヨタの会議はすごかったなあ」と振り返って、ポイントをまとめた本

本書は、トヨタが大企業病から逃れるうえで重要な要素の一つになっている「社内でのコミュニケーション術」について、実際にトヨタマンとしてビジネス人生の基礎を築いた著者が、愛を持って振り返りつつ分析、一般に紹介する1冊です。「カイゼン」など、生産管理手法についてはすでによく知られているトヨタ自動車の社内で、実際にどんなコミュニケーションが行われているのかが明らかになります。……すべてのジャパニーズビジネスパーソン、必読の書と言えるでしょう。

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著者は2004年から2012年ぐらいにトヨタにいたそうです。だから、昔の話です。そのノウハウがいまでも通用するのがすごい。意識して会議している人には目新しい内容はない。だけど、会議を考えたことない人には参考になる部分はある。

大手製造業向け?

トヨタは頭のいい人が多そうだし、製造業だし、社内会議が多そう。だから、自分の会社に当てはまるかどうか考えて、参考になる部分を取り入れるのがよいと思います。

「会議はメモするな」とか「電話のほうがよければすぐ電話しろ!」というような意見が紹介されています。ただ、業種や相手次第だと思います。

それにしても、10年前の内容が今でも通じるんだから、会議ってあまり進歩してないですね。amazonから独立した人の「amazonのすごい会議」って本と共通点がありました。

すごい会議 – 短期間で会社が劇的に変わる!

すごい会議

★★★☆☆

ベンチャーの経営戦略会議のための本

2005年の本。たしか25歳ぐらいのときに読んで「なるほど!」と思った記憶がある。内容をさっぱり覚えてなかったので、久しぶりに読み返してみた。

「すごい会議」というタイトルです。だけど、IT黎明期にアメリカで起業した著者の自伝です。ベンチャーを立ち上げた時に、ハワードという同僚がミーティングをバシバシ仕切っていたので、そのノウハウをまとめたようです。だから、ITベンチャーのような小規模組織で、役割や方向性が不明確な状態のときの会議に適してると思います。

個人的には、IT黎明期の雰囲気が懐かしかったです。

この本に書かれていることは、僕が実際にアメリカで起業をしたときに体験した会議のやり方です。僕はこの会議のやり方とそのスピリットに大きく影響を受けました。おかげで、いまでは、こうしてやりたいことがやれています。

実は会議の司会というのは、思ったより簡単なことではありません。そこで、参加者に「こういった質問を、この順番ですれば」といった形で、あなたのオフィスで実際に明日から使えるように書きました。実際に使ってみていただき、成果を出していただければ僕はうれしいです!

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ベンチャー企業向けな印象です。当たり前のことを再確認しておきましょう。

会議のルール

  • オーナーを決める。
  • 基本的にプロジェクトリーダーがオーナー
  • オーナーは事前にアジェンダを作って、みんなに送る。
  • オーナーは議事録を書く。
  • 参加者は会議に参加しない権利を持つ。
  • オーナーは参加メンバーを決める。
  • 目的とタスクを明確にする。そして、誰が、何を、いつまでにするか、を決める。

2時間もかからず読めるボリュームです。

会議革命

カイギ革命

★★☆☆☆

大人数でアイデアを出す会議のはなし

革命みたいな内容はないです。だから、「大人数でアイデアを出す会議でのテクニック」というタイトルのほうが誤解がないと思います。

会議の時間を今の半分にし、かつ効果的なアイデアを生み出す10の法則とは? あなたの会社の会議が劇的に変わる、究極の方法を伝授。

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一般のビジネスマンが直面している会議とは違う。そこは注意したほうがいいです。クリエイティブなミーティングで、ファシリテーターするときのテクニックみたいな話。

僕はファシリテーターの本を読み漁っていた時期があります。その時に読んだ本のほうがよかったです。ファシリテーター系の本を読んだことある人には、目新しいものはないかもしれない。

あと、2002年に書かれた本なので、古く感じる部分があります。いまはオンライン時代ですからね。だけど、参考になる部分もあると思います。企画会議と進捗会議は分けて考える意見は賛成です。

著者は自分にすごく自信があって、サッカーが大好きなんですね。サッカーの例えが多いです。僕はサッカー好きだからいいんですけど、サッカーに興味ない人はピンとこないこともある気がします…。

2時間もあれば読めるボリューム。207ページということです。kindleで読んだので、50文字(1ページ)*2087=104350文字でした。

ムダゼロ会議術 横田 伊佐男

ムダゼロ カイギ術

★☆☆☆☆

ムダゼロ会議術というタイトル。だけど、めちゃくちゃムダが多い本でした(笑)。

いろいろ読んだけど、1番内容が薄かった…。他の人のレビューにも書かれてるけど、会議のムダを減らそう!という内容なのに、本の内容がムダだらけ。だから、説得力がない。和田ラヂヲさんのイラストも使い方間違えてると思う。

著者はこれまで延べ3万人にマーケティング戦略などを叩きこんできたカリスマコンサルタント。これまで数千、数万の会議に参加し、ファシリテーションなどを担当。

「会議術」の講義で高い評価を得ています。

そんな著者が、自身の経験を通して紡ぎ出した会議術を、余すことなく盛り込みました。

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次の会議までに読んでおくように!

★☆☆☆☆

2013年に書かれた本。目次を見て満足したら読まなくていいかな…。海外の本を翻訳したようです。1時間もかからず読めてしまい、目次を見て得た情報以上のものはほとんどない…。以下のような内容です。

パート1は、一般的な会議がダメな理由をつらつらと。

パート2は、会議を効果的にする(モダンミーティング)7つの原則

  1. 意思決定を後押ししないといけない
  2. 素早く実行して、時間通りにおわらせないといけない
  3. 参加者を制限しないといけない
  4. 準備不足はダメ
  5. かならずアクションプランにつなげること
  6. 事前に資料に目を通さないといけない
  7. ブレインストーミングと併用しよう

パート3では、意思決定が大事だよ。と書かれていて。

パート4では、パート2を繰り返し。

パート5は、よくある質問

そして、あとがき。著者と翻訳の人の対談とかです。

まとめ

何冊か読み比べました。でも、本質的には昔から言われていることは変わってない。amazonとかトヨタとか有名企業を参考にするのはいい。だけど、業種や事業規模で変わってくると思います。

オンライン会議も増えてきてるので、リモートミーティングをテーマにした本もでています。ただ、細かいテクニックよりも、目的を明確にして、ムダなことを減らす意識を持つことが何より大事だと思いました。

  1. 目的を明確にする
  2. オーナーを決める
  3. ムダをやめる
  4. タスクと期日を決める

最近読んだビジネス本

最近企業コンサルしています。それで、本を読んでもらおうと思って課題本を探しています。そんなわけで、初心者向けビジネス本を読み返しています。

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