西宮のえびす神社に行った。正式名称は「西宮神社」。古くから信仰される商売繁盛の「えべっさん」。えびす信仰の中心地で、全国のえびす社の総本社。江戸時代から続く歴史ある神社で、十日えびすは毎年全国的にも有名な祭事です。

西宮で生まれ育ったから、思い出の多い場所。1月9日、10日、11日が十日戎が一番盛り上がる。「福男選び」が有名だけど、この時期は屋台が立ち並び大混雑。学校が終わったら人混みの中を帰るのが楽しかった。




大人になってから由緒書きを読むと、知識が増えた分、景色の見え方も変わる。みんなの待ち合わせ場所だった赤門は重要文化財。豊臣秀頼の寄進と伝えられてると書かれていてビックリ。商業の中心地だった西宮で豊臣家の存在感と繁栄を示す意味があったんでしょうか。



神社は再建されてピカピカしているので、昔のかっこよさはなくなったけど、神社系内の雰囲気は好き。本殿が「神明造」っぽいなと思ったら、「三連春日造り」というらしい。神明系(伊勢)でも大社系(出雲)でもなく、春日系。




産所町は、かつて傀儡師(くぐつし)と呼ばれる人形操りの人々が住んでいたそうです。えびすさまをかたどった人形を携えて各地を巡り、芸とともにえびす信仰を広めた一団の拠点だったという。西宮神社の境内にある百太夫神社は、その傀儡師たちの祖を祀る社。

産所町にも傀儡師の銅像が立っていた。親に聞くと、子供の頃に人形回しをやっていたので僕も見たことあるそうだけど、まったく覚えていない。
自分は産所町の隣の神楽町で育った。えびす神社のすぐ近くで、地名の通り神事の神楽ともどこかでつながっている気がする。昔は神楽のことを知らなかったけど、神道を知り、神楽を知ると、なんかすごい場所だったんじゃないかという気がしてくる。産所町には友達も多かったけど、生まれ育った場所がそんな歴史を背負っていた可能性があったとは、子どものころは想像もしなかった。

主祭神はひるこ、蛭児大神(えびす神)。五体不満足で生まれたと伝えられ、商売や漁業の守り神として信仰されている。でも商売繁盛といっても、同級生でお金持ちになった人の話は聞かない。

十日戎は1月だけでなく毎月10日に行われ、毎朝「大祓詞」もやってるみたいなので、今後行ってみます。
















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