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世界遺産の斎場御嶽で琉球開闢神話を知る。

斎場御嶽

沖縄に行った時に、世界遺産の斎場御嶽(せーふぁーうたき)に行きました。斎場御嶽は琉球開闢伝説にもでてくる、琉球王国最高の聖地です。斎場は「最高位」、御嶽は「聖地」という意味。パワースポットとかスピリチャルには興味ないんですが、定番の場所はとりあえず行ってみたいタイプ。20年近く前に来たことあるんですが、その時は何も考えずに訪問しました。

斎場御嶽の駐車場

当時は、駐車場はそんなに離れてなかったと思うんですが、いまは駐車場がちょっと離れています。終車場の前に土産売り場と展示がありますが、そこでチケットを買います。

斎場御嶽のチケット売り場

入場料は300円。駐車料金は無料。

斎場御嶽の入り口

そこからテクテク10分ぐらい歩くと、斎場御嶽の入口です。

斎場御嶽のガイド

定時ガイドがあるんですが、なぜか土日祝は休みです。(観光客は休みに来るのに残念ですね。)

斎場御嶽への参道マップ

チケットを渡すと、小さい部屋に通されます。

斎場御嶽の鑑賞時の注意点映像を見る

そこでビデオを5分ぐらい見たら、自由行動です。

斎場御嶽のスタート時点
斎場御嶽の道

久高島が見える場所
斎場御嶽

この微妙なバランスで成り立っている三角形の岩がメインポイント。奥の岩が、「チョウノハナ」といって、そこで祈っていたそうです。昔は、柵がなかったので、奥まで行けたと思う。だけど、いまは近寄れなくなってました。

敷地内には首里城内の施設名と同じ拝所が複数ある。 3つの拝所が集中する最奥部の三庫理(さんぐーい)には「チョウノハナ(京の華)」という最も格の高い拝所があり、クバの木を伝って琉球の創世神であるアマミクが降臨するとされる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/斎場御嶽
三庫理の説明

三角岩の説明もあります。英語では、Triangle Shape Openingと言うそうです。

沖縄のことをよく分かってなかったんですが、この斎場御嶽に行って、パンフレットを見たら、面白くてちょっと調べました。

琉球開闢神話とは?

琉球の神話は、琉球開闢神話と言うそうです。古事記に似ているけど別物なんですね。全然わかってないから解釈が間違ってそうだけど興味深かったです。

二ライカナイという高天原みたいな場所から創造神・アマミキヨがやってきて、久高島に降り立った。グスクという城みたいなものを作って、子供を作って、人々の世界を作った(らしい)。二ライカナイは高天原と黄泉の国の側面がある(らしい)。

アマミキヨはアマテラスみたいな名前だけど、イザナキとイザナミみたいな役割。グスクは城という文字が当てられているけど、実際は石で作られた城壁。戦闘用のものとは思えない。祈る場所なのか、儀式の場所なのか、聖地っぽい。

琉球には琉球国王がいた。そして、聞得大君(きこえおおきみ)という神女がいた。聞得大君の就任式を御新下り(おあらおり)というそうですが、それが行われていたのが、この斎場御嶽。超重要な聖地です。神道っぽいなあと思ってググってみたら、琉球神道(りゅうきゅうしんとう)と言うんですね。神道でもいろいろあるのか。

斎場御嶽はガイドをつけてまわりたい。

沖縄には独自の神話があるんだから、別の国だったんでしょうね。もっと知りたいです。久高島にも行きたくなりました。

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