仮に、Google Appsが拡張されて、それで作ったほうが圧倒的にSEO優位になったら、サイト制作はそちらに流れるだろうし、Facebookページで問題なくなったら、サイト制作のスキル定義が変わる。
テクノロジーに依存したモノ作りスキルは、インフラに左右される。
アプリだって環境に依存するし、誰でも作れるようになったら、作るスキルでメシは食えない。だから、作るスキルを追求するのはやめて、コンテンツを作ろうと思った。
評論家の岡田斗司夫と弁護士の福井健策が対談
この本は、デジタル時代の著作権について、評論家の岡田斗司夫と弁護士の福井健策の対談です。
書籍をスキャンしてデジタルデータに変換する「自炊」についての2人の意見から始まる。とてもオモシロイ
この本で岡田さんは、「コンテンツも金にはならない!」と言い切る。それに、弁護士の福井さんが反論する。それだと、クリエイターの生活を保障できなくて、産業が壊れるから法で守らないといけない。
2人の意見は違うんだけど、現状の著作権法では、デジタル社会ではグレーゾーンが多いことは一致している。では、どうあるべきか?という前向きな議論がいい感じ。
すごい面白かった。
この本を読んで、確かに納得した。デジタルコンテンツだけで稼ぐのは難しい。みんな薄々分かっているはずだ。スイスでは違法ダウンロードが合法になったらしい。守れないものを守る方法を考えるより、新しい考え方にシフトしていったほうがええ。
実際、どの程度稼げるのかは自分でやってみて、ベンチマークを取ってみるつもり。デジタルコンテンツとリアルコンテンツの合わせ技のアイデアが頭の中でモヤモヤしとる。
デジタルの制作は切ない。デジタルのモノ作りスキルは果たして生き残るための武器になりえるのだろうか?

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