東京オリンピックの本で野地さんを知った。そして、次に手に取ったのが「サービスの達人たち」。人にフォーカスしたストーリーが面白い。
この本は野地さんが、サービスのスペシャリストだと考える8名を紹介しています。彼の本は読みやすいです。
サービスの達人 8名
- ヤナセ 河野敬 「飛び込み営業」でベンツを日本一売る男
- シネマッドカフェ 齋藤尚之 「戦後最高」カフェ店主の神接客
- とんかつまい泉 山崎明希子 「デパ地下の女王」とんかつ娘の気迫
- スーパーホテル 西尾夫婦 「稼働率100パーセント」ビジネスホテル支配人夫婦のもてなし
- もつ焼ウッチャン 新宿思い出横丁店 猪亦剛聡 「客を母と思え」もつ焼き屋の流儀
- 旅館山形座 瀧波 須藤清市 「餅つき」だけで繁盛旅館をつくった主人
- 保育園コビープリスクール 小林照男 保育園業界トップクラスに躍り出た「革命児」の哲学
- カネボウ化粧品 金光晴菜 クレーム「ゼロ」熾烈な競争を制するカリスマ美容部員
サービス精神は日本の文化、みたいなイメージがあります。でも、それも失われている気がします。2016年の本ですが、10年後にこの本を読んだときに、どう感じるのか興味深いです。
この本を読んで思ったのですが、野地さんは人にフォーカスしたものを書く。そして、それが僕は好きみたいです。
全然関係ないですが、僕はとんかつまい泉が好きでない。これを読んでまた久しぶりに食べてみたが、やっぱり好みではなかった。

★★★★☆
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