皇居には何度も行ったことがあるけど、無料の皇居見学ツアーがあると知って参加してみた。予約が必要ですが、平日は毎日見学ツアーをやっています。
東京観光で皇居見学がオススメ
集合場所は皇居の桔梗門前(ききょうもんまえ)。指定された時間に行くと、窓明館(そうめいかん)というところに案内されます。
桜田門外の変?授業で聞いたことありますが、よくわかっていません!
江戸城桔梗濠に面した門が桔梗門(ききょうもん)で、「桜田門外の変」で井伊直弼(いいなおすけ)が暗殺された外桜田門に対して、内桜田門とも呼ばれています。この門を入ると江戸城三の丸で、大名などの登城は、大手門と内桜田門(桔梗門)と定められていました。現在では皇居一般参観の入城門になっています。
桔梗門、外桜田門、内桜田門、高麗門、渡櫓門、大手門、門の名前が多すぎてよくわからない…。
ちなみに、門をくぐるとすぐ直角に曲がってまた門があるんですが、敵が攻めてきたときに、敵の勢いを落とすためこんな形になっているそうです。
へー
窓明館はセミナー会場みたいな場所です。まず窓明館で説明を聞いて出発です。
1時間のツアーです。
皇居見学ツアーのルート
- 窓明館(そうめいかん)
- 旧枢密院庁舎(きゅうすうみついんちょうしゃ)
- 富士見櫓(ふじみやぐら)
- 蓮池濠は(すいけぼり)
- 富士見多聞(ふじみたもん)
- 宮内庁庁舎く(ないちょうちょうしゃ)
- 宮殿東庭(きゅうでんとうてい)
- 宮殿(きゅうでん)
- 二重橋(にじゅうばし)
- 伏見櫓(ふしみやぐら)
- 山下通り
ぼくのときは40人ぐらい参加してました。平日なのに人が多くてビックリです。コロナ禍なので、外国人はいない。みんなマスク着用。年配の方が多かったです。
ガイドの説明を聞きながらゾロゾロと移動します。
富士見櫓
東京丸の内のビルが後ろに見えます。お城がおもちゃみたい。かわいいです。
富士見櫓「櫓(やぐら)」とは、倉庫や防御の役割をもった建物で、かつて江戸城には19の櫓がありました。今は、伏見櫓、桜田二重櫓と、この富士見櫓の3つが残っています。その中で、富士見櫓は唯一の三重櫓です。明暦の大火(1657年)で消失した天守閣の代用としても使われ、将軍が両国の花火や品川の海を眺めたといわれています。
説明板より抜粋
宮殿
皇居宮殿の長和殿(ちょうわでん)
この長和殿はテレビで見る場所!
めちゃ広い
天皇がここで手を振っているイメージです。
正月はこの長和殿で天皇に会えるみたいです。
宮殿で一番長い建物が「長和殿」で長さが160mあり、中の廊下の長さは100mあります。この場所で、新年1月2日と天皇誕生日の12月23日の年2回、天皇皇后両陛下と皇族方が長和殿中央バルコニーにお出ましになり国民からのお祝いを直接お受けになります。その際,天皇陛下からのお言葉があります。
「長和殿」の前の広場が「宮殿東庭」で、広さが約4500坪あり、一般参賀などの多いときには約2万人が一度に参賀できます。足元の石畳は四国香川県産の安山岩が使用されており、大変水はけの良い石で、足に優しい石です。
二重橋
写真スポットの二重橋(にじゅうばし)。
ツアーの内容はあっさりしたものですが、結構おもしろかったです。
皇居ランニングしていたときのコースが向こうに見えます。
皇居の説明は宮内庁参観音声ガイドアプリで!
ちなみに、宮内庁の公式アプリがあります。ちょっと使いにくいですが、「皇居一般参観」「皇居東御苑」「京都御所」の音声ガイドが入っています。日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語の6言語に対応。
このアプリには皇居の詳しい解説があります。皇居についてしっかり知りたい人は事前にアプリで一通り見てからツアーに参加するのがいいと思います。
ツアーガイドの説明は少しだけですし、人数が多いからあんまり聞こえないです(笑)。だから、皇居をしっかり学びたい人はアプリもオススメです。
宮内庁のページにある皇居一般参観者数の推移を見てみると、ここ数年で外国人参加者がグワっと増えています。でも、コロナ後は全体的にガクッと減ってますね。
このツアーは皇居を1時間散歩するだけのシンプルなものです。でも、東京にいるなら、東京観光の1つとしてオススメです。無料ですしね。
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