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【滋賀】信楽焼の窯元「宗陶苑」のたぬき

【滋賀】信楽焼の窯元「宗陶苑」のたぬき

滋賀県は陶芸で有名。特に甲賀市信楽町の「信楽焼(しがらきやき)」が全国的に知られています。信楽焼はたぬきの置物で有名で、日本のたぬきの置物はほとんど信楽町で作られているそうです。商売繁盛や家内安全を願って縁起物として広まったそうです。最近の若い人が買うのかわからないけど、うちの実家にもあります。

信楽を車で走ってると、あちこちにたぬきの置物がいます。このエリアは陶芸に適した良質な土があるので、陶芸家も多いし、工房もたくさんあります。

古くから続く6つの伝統的な陶磁器の産地のことを日本六古窯(にほんろっこよう)と呼ぶんですが、信楽焼はその一つです。歴史ある場所なんです。

信楽の工房の中で大きくて有名なのが、宗陶苑(そうとうえん)。到着するとたぬきの多さに驚きます。

宗陶苑

NHK朝ドラ「スカーレット」のロケ場所です。

『スカーレット』は、2019年度後期放送のNHK「連続テレビ小説」第101作で、2019年9月30日から2020年3月28日まで放送されたテレビドラマ。連続テレビ小説における令和に初回を迎えた最初の作品である[1]。信楽焼で知られる滋賀県信楽を舞台に、女性陶芸家「川原喜美子」の半生を描く。

https://ja.wikipedia.org/wiki/スカーレット_(テレビドラマ)

宗陶苑はのぼり窯で有名なんです。のぼり窯は山の斜面を利用して、窯をつなげて、余熱を利用しながら炊き上げていくんです。宗陶苑には11室の登り窯があるから、15000点ほどを一気に焼き上げるそうです。

登り窯は自由に見学できます。江戸時代に作られた日本最大規模の登り窯。いまでも昔と同じ方法で信楽焼を作ってます。時間をかけながら手作りで製作していて、陶芸体験もできます。

敷地内には大量のタヌキがいて面白いです。タヌキは手に通帳を持っています。男性と女性がいます。大量生産されているのは似てますが、結構個体差があります。

オーダーメイドで作ったオリジナルは手ひねりというそうです。手ひねりのほうが個性的で値段が高いです。

宗陶苑のたぬきの手ひねり

定期的にテーマを決めて制作して限定販売とかしているんですが、そういうのはすぐ売れちゃうみたいです。でも、ちょっと壊れていたりして売れ残っているのが大量のたぬきの中に隠れていたりします。自分のお気に入りのお宝が見つかるかもしれない。そんな場所でした。お店の人も聞けば丁寧に教えてくれます。

たぬきを買ったら、お茶をご馳走してくれました。抹茶と煎茶、どっちがいいですか?と聞かれて煎茶を選びました。信楽茶と和菓子をご馳走になりました。

信楽茶と和菓子

平城京は奈良時代の首都ですが、その時、首都が信楽に来る予定だったそうです。紫香楽宮(しがらきのみや、信楽宮)というそうです。いろんな話を教えてもらいました。