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さとのば大学 枕崎キャンパス

さとのば大学 枕崎キャンパス

さとのば大学という面白い学校があります。地域に暮らしながら実践的なプロジェクト学習を軸とした新しいスタイルの市民大学。日本に14つのキャンパスがあって、1年ごと、その土地に住んで学ぶんです。つまり、4年間で4か所。大学という名前だけど大学じゃないんだけど、通信制大学とのダブルスクールで、学士の取得も目指せる。

日本最南端のキャンパスが鹿児島の枕崎キャンパス。そんなわけで鹿児島の枕崎に行ったんです。大学は独自のキャンパスを持ってなくて、学ぶ場所は地元の企業と提携しているんです。

Camping Office osoto Makurazaki OSOTO

Camping Office osoto Makurazaki OSOTO

枕崎の場合、Camping Office osoto Makurazaki OSOTOと提携しています。コワーキングスペースです。

建物の前には芝生スペースがあって、2階に上がるとグランピングみたいな空間が広がっています。

ドロップインが3時間500円でした。安い!

キャンプグッズで溢れていて、スノーピークのテントがドンドンとありました。なんでかな?と思ったら、スノーピークとも提携しているんです。スノーピークの公式サイトをみるとまだ全国に7つしかない。そのうちの1つがOSOTOです。

この建物を運営しているのは株式会社DCTで、コワーキングだけじゃなくていろいろやっていました。CBT事業もやっているのでパソコンもズラズラとあります。本当にいろいろやっていてビックリしました。枕崎のハブです。そんな空間をさとのば大学は使っています。

この鹿児島枕崎を知る1泊2日ツアーに参加したんです。学生さんのプレゼンを聞いたんですが、枕崎にはまだ生徒が1人しかいなかった。だけど、大人に囲まれて楽しそうに学んでいた。

あとは、枕崎の地元企業を訪問した。かつお節工場を見学したり。

枕崎で鰹節工場見学|立秋水産株式会社

かつおのおだし教室に参加したり。

すし匠 五条の刺身

かつおをあんなに考えたことはなかった。あと日本酒ですね。鹿児島はさつまいもの産地なので、芋焼酎が有名。枕崎のことを知れました。

鹿児島枕崎|かつお節の街

教育3.0

東京に戻ってから、さとのば大学のウェブサイトを見ていたら、学校を作ったノブさんが本を出していることを知ってさっそく読みました。「コミュニティを学ぶには小さな街がいい」「過去の実績を評価すると古参の発言力が強くなるから、過去を手放す勇気が大事」。なるほどなあと思うことがあったのでnoteにレビューを書いた。

地方に行くとコミュニティが小さい。全体が見えるから、自分の立ち位置や将来を考えるには確かにいい。あう人は楽しいし学びは多いと思う。でも、人はコントラストで学ぶから、4年のうち1年は都会に住んでみるのもいい気がする。

知らない土地に行くと、すんごいインプットができる。旅は楽しい。