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【大阪】新世界・西成・あいりん地区|写真で一言

新世界・西成・あいりん地区

治安が悪いと言われている大阪の西成。大阪市の中に西成区があって、その中には「愛隣(あいりん)地区」と「新世界」がある、「あいりん地区」は動物園前駅から新今宮駅周辺で、昔は「釜ヶ崎(かまがさき)」と呼ばれていた。「新世界」は通天閣やジャンジャン横丁のある観光地で、あいりん地区のすぐ北隣。

「新世界」と「あいりん地区」は道路を隔てていて、最寄り駅は動物園前駅。どちらも雑多だけど、「あいりん地区」のほうがディープ。ここは戦後の高度経済成長期、地方から仕事を求めてきた日雇い労働者が集まった場所。簡易宿泊所や商店街が充実していて、港や工場へのアクセスもよかったので、仕事があったんですね。

かつては日雇い労働者の街として、釜ヶ崎と呼ばれていたけど、差別の温床となって、1966年に「あいりん地区」へと改称されました。

難波が怖かった

高校生のとき、友達がヤンキーにカツアゲされたので難波に行くのは怖かった。大学生になって、動物園前駅の前にあった商業施設「フェスティバルゲート」内の釣具店でアルバイトをした。そのとき、社員さんからは「バイトが終わったらすぐに電車に乗って帰るように!」と言われてました。ホームレスが商業施設内に入り込んでくることもありました。そんなわけで学生時代は治安が悪いから行ったらダメな場所と思っていた。

迷惑なおっさん

社会人になって、興味本位で何度か通天閣付近に行った。日向にずっと座っているおじさん。日が移動するにつれ、おじさんも移動していくんです。路上で片方だけ売ってる靴。ピカピカに磨いた10円玉が100円で売られているのを見て、カオスな場所だなあと思っていた。

写真で一言

フェスティバルゲートはドンキホーテになってました。

フェスティバルゲート(英: Festival gate)は、かつて大阪市浪速区恵美須東に設置されていた複合型娯楽施設。略称はフェスゲ。第三セクターのフェスティバルゲート株式会社により運営されていた(現在は解散している)。大型遊具や娯楽施設と商業施設を合体させた「都市型立体遊園地」として、1997年(平成9年)7月18日に開業。総面積1.4ha、店舗面積5,700m2。約380台収容の駐車場や、約120台収容の駐輪場も設けられていた。新世界のランドマークである通天閣から見て南南西300mほどの場所にあり、東隣には温浴施設「スパワールド」があり同日に開業した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/フェスティバルゲート

朝にカフェを探して歩いた。あいりん地区は道路はキレイ。朝からおじさんが多かった。散歩してる人、ヨロヨロしている人、飲んでいる人、働きに行く人、派手なおじさんもいた。電動車椅子が多くて、歩いている人はだいたいゆっくり。たまに不審な動きの人もいた。公衆トイレはあるけど、立小便禁止の張り紙を見かけるし、小便臭いエリアもあった。

手に紙を持って同じ方向に歩いている人がたくさんいるからついて行くと、車に乗って仕事にでかけていってた。職業訓練みたいな場所もあったし、労働者が多いエリアなので、朝早くからやってる定食屋もありました。あと、傘を固定している自転車が多かった。