東京はイベントが多い。毎週なんかイベントをやってる。これは関西に住んでいたときと大きく違うところだ。ほんで、先週は、プロボノというイベントに参加した。サービスグラントという団体が行っているHello, PRO BONOというイベントだ。
プロボノの認知度を上げて、2010年をプロボノ元年にしようとしているようだ。パネルディスカッション形式で、プロボノの経験者の体験談や海外事例などが紹介された。
プロボノとは?
プロボノ(Pro Bono)とは、弁護士など法律に携わる職業の人々が無報酬で行う、ボランティアの法律家活動。法律家から広がって、最近ではビジネスパーソンや専門家がスキルを生かして社会貢献することと定義されている。
結局、ボランティアってことだと僕は解釈してる。
僕の席の横の人は法律家だったので、彼に聞いてみた。プロボノという単語は法律家には一般的な言葉だそうだ。僕はプロボノという言葉を最近知りました。
最近、社会起業家という言葉と一緒に、プロボノという言葉もよく聞くようになってきた。
仕事でやりがいを持てない人たちが、会社外でやりがいを探す。そういう流れかもしれない。本来はどんな仕事も社会貢献的な要素はあるはず。しかし、短期的な成果が重要視されるあまり、成果に繋がりにくい活動ができなくなってきている。
一時期キャッチだったCSR活動も予算削減の話をよく聞く。その結果、社会起業家やプロボノという言葉が出てきたのだろうか?
ボランティアとは何なのか?
そこで気になるのが報酬だ。ボランティアで行う仕事と、有償の仕事の境界線はどこなんだろう。弁護士の人に聞くと、個人判断だそうだ。それはすごい。
依頼側が大変そうだから、無償でやろうと思えば無報酬になるのかな?よく分からない
ウェブの業界でそれをやると、有料の仕事が「やりがいがない」もので、無料の仕事が「やりがいがある」ものになるかもしれない。なんかおかしくないですか?複雑な気持ちです。働く価値はどうなるの?
ユニクロがカンボジアに工場を作ることと、友達3人で一致団結してカンボジアでボランティアすることを比較することに意味はない。
だけど、企業活動はそれ自体が社会貢献だ。ユニクロは障害者雇用もしている。働いている人が満足度を得られてなかったとしても、企業は雇用を産み、納税している。それ自体が社会貢献。それに気づくことも重要だと思う。
僕は、意義あることを組織の中に探しつつ、個人で意義ある活動をする。経済的に安定しないとすばらしい発言も成り立たない。だから、ボランティアをいかにビジネスにするか、よく考える。
ボランティアしている余裕はある?
一方で、グローバルで見たとき、日本にそんな余裕があるのか考えてしまう自分もいて問題は複雑である。
とりあえず僕は、意義があると思えることを個人的に積極的に行って、それで安定収入を構築することを最大ミッションとして最近は活動しています。プロボノも一度体験してみたいので、サービスグラントにも登録しました。
ちなみに、社会起業家の成功事例の1つとしてよく取り上げられている、病児保育のフローレンスはサービスグラントが協力したようだ。
そして、ウェブ部分はWebSigのエコピが担当したみたい。この数ヶ月後にプロボノをやりました。