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【東京観光】分身ロボットカフェ DAWN ver.βは行くべき!

東京の分身ロボットカフェ DAWN ver.βは行くべき!

分身ロボットカフェ DAWNって知ってます?日本橋でカフェを探していて偶然見つけた。和歌山のアドベンチャーワールドのレストランでこのロボットを見たことあって、これは行かないといけない!と思った。

体が不自由な人が自宅でロボットを操縦

このカフェではロボットが接客してくれるんだけど、AIではなくて、体が不自由で動けなくなった方々が自宅で操縦しているんです。店に入るとロボットが話しかけてきて、お店のルールを説明してくれます。

『分身ロボットカフェ DAWN ver.β』とは、株式会社オリィ研究所が運営する、さまざまな理由で外出することが困難な方々が分身ロボット『OriHime』&『OriHime-D』を遠隔操作しサービスを提供している常設実験カフェです。私たちはテクノロジーによって、人々の新しい社会参加の形の実現を目指しています。

https://dawn2021.orylab.com/

カフェは2つのスペースにわかれていて、1つはテーブルにロボットがいて会話できる。もう1つのカウンタースペースでロボットはいません。ロボットがいるスペースは1人1500円。ロボットとの会話とワンドリンクがついています。注文は人間が対応してくれて、テーブルに座ると卓上のロボットが話しかけてきました。

ロボットを操縦している人はOriHimeパイロットというそうです。操縦しているのは愛知県に住んでいるかなさんでした。もう3年以上働いているベテランの方でした。ロボットは首を動かしたり手を動かしたりしますが、iPadで操縦しているようです。

しばらくするとドリンクを運ぶロボットがやってきました。そのロボットを操縦するのは新宿のナオキさん。コミュ力が高かったです。写真を撮らせてと言うとポーズを取ってくれました。

OriHimeパイロットのナオキさん

外国人旅行者に人気のカフェ

お客さんはほとんど西洋人。日本人はほとんどいないです。だから、ロボットを操縦する方々も英語が堪能なんです。

東京のロボットカフェ

体が不自由な人とおしゃべりをしにいくカフェです。すごいアイデアですよね。新しい雇用を生み出してすごいです。求人が発表されると募集が殺到するそうです。

外国人旅行者はカフェで現地の人と話せるのは楽しいだろうし、働いている方もいろんな人と話せて楽しそう。新しい価値です。もっと広がってほしいので、ぜひ行ってみてください!

ミライの武器 「夢中になれる」を見つける授業

このカフェを作ったのは吉藤オリィさん。折り紙好きのオタクで、彼がロボットを作っています。本を出しているので、カフェに行く前に本を読んでいくのもオススメです。「分身ロボットカフェ」ができるまでの話ですが、サクッと読めます。

ミライの武器 「夢中になれる」を見つける授業

このカフェで働いているのは、ALS(amyotrophic lateral sclerosis)という病気の方です。筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、体を動かすのに必要な筋肉が徐々にやせていき、力が入らなくなる病気です。動けないから自宅でカフェのロボットを動かして働いてます。

これからの時代は「老若平等化」という考えが興味深かった。 性別に関係なく友人や恋人をつくれるように、これからは年の離れた人でも友人として遊ぶ時代が一般的になると書かれている。オンラインで出会うと年齢もわからないし、年齢より話があうかどうかのほうが重要ですもんね。

昔は暗黙で年功序列があったけど、たしかにそんなものはなくなってきている。産業サイクルが短くなってきているから昔の経験が活かせず、足枷になることがある。だから、若い人のほうが経験豊富なことがある。

教えてもらう力は歳をとると衰えるので意識する必要があるし、雑談の大切さも強く感じる。彼が言うように、マイノリティは武器になる。そして、止まらない人は強い。日本橋に行くことがあればまたカフェに行きたい。東京観光としてもオススメです。