僕がずっと感じてることがまとまっていた本。おもしろかった。グローバルに繋がった世界の中で、働き方はどう変わっていくか?
ビジネスモデルは当然「安い場所で作って、高く売れる場所で売る。」ことになる。機械的に出来る単純作業はコンピュータに置き換えられて、人件費の安い国でも出来る仕事はそちらへ流れる。
日本にいると、頭では分かっていてもリアリティがない。どこかで自分には関係ないと思ってしまう。しかし、確実に雇用は移り変わっていってる。
以前、中国の友達が言ってた言葉を思い出す。
私は日本の仕事を中国に持ってくるのが仕事。日本よりよいKPIを立てて確実にこなす。でも、日本人は仕事が奪われていることに気づいてない。
これが現実。だから、個人レベルで代替不可能なユニークな存在になる必要がある。「個人のグローバル化」に移行する世界では、「均質化」が進み、みんながフェアになる一方で、もちろん競争は激化する。
この本ではアメリカとインドの関係を例にとって、雇用の移り変わりなどを解説している。また、世界がフラットしてきた経緯や、そういう社会での心構えを書いた本。
プロジェクト管理に置き換えてみる。
そういう世界で求められるウェブディレクターとしてのスキルとは何か?パッと思いついたのが、最適な体制作り
社内で体制を作る必然性なんてないもんね。グローバルで最適な人を探す力が必要になる。そういうのをやっていかんとあかんなあ。商社が各国から材料を調達するように、人的リソースも同じように。
あとは、品質の担保か。そしたら、ウェブにおける品質とは何か?
曖昧やねえ。
この前に中国に行ったとき、「日本人はすべてのプロジェクトで100点目指すね。」って言われたことを思い出した。
ウェブってその時によって重要視することが違う。スピードが命のときとか、コストだったりいろいろ。100点を目指すときは逆にあんまりない気もする。
その時のプライオリティを理解せんとあかん。理解したうえで品質が定義できる。ウェブにいつでも100点を目指すのは違う気がする。
イノベーションがないといずれ後ろに追いつかれる。この本に書かれていた例を思い出しながら
いかにユニークになるか考えよっと!
- 自分だけしかできないユニークなバリューを出すこと。
- 個人で出来る活動を行なうこと
- 組織では組織でしかできない活動をすること
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