イングリッシュカンパニーの書籍レビュー!音読やシャドーイングはインプット

最近イングリッシュカンパニーのCMがすごく流れてくる。調べてみたら英会話の学校でした。最近トレーナー的な英語学校が増えていますね。

ENGLISH COMPANYは、大学受験予備校も運営するスタディーハッカーが運営する、英語のパーソナルジムです。

https://englishhub.jp/englishschool/englishcompany

僕は、たくさん喋って英語を身につけた人間です。イングリッシュカンパニー的には非合理的な学び方をしたことになります。

へえー、と思って、気になっていたところ、「マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ」という本を見つけたので、読んでみた。

そしたら、イングリッシュカンパニーの宣伝本でした(笑)

「既存の英語学習は駄目だけど、自分たちの英語学習は汎用性があって、効率がいい」という内容です。

でも、読んでよかったです。内容としては、共感できるところと、できないところがありました。

英語学習はインプット重視が効率的

メインのメッセージは、「英語学習はアウトプットよりインプット重視が効率いい」ということです。

アウトプットしないと話せるようにならないよなあ、と思いながら読んでいました。でも、読み進んでいくと、単語の定義が違うことがわかりました。

著者の言う「アウトプット」はリアルな会話のことで、音読やシャドーイングが「インプット」に含まっていることがわかりました。そういう意味では、インプット重視で基礎を作るのは賛成です。

あと、共感できたのは、

  • 現在地とゴール設定が大切で、生徒のフェーズによって、最適な学習法は違う。
  • たくさんの学習者を見た人の意見が重要。芸能人の英語本や、再現性のない生徒の体験談は参考にならない。
  • 学習者が、「なるほど!」と納得して、きづきを得るのが、自分のものになるプロセスとして重要

というところです。このへんは英会話学習の常識になってほしいです。

共感できないこと

いっぽうで、共感できない部分もありました。「いきなり留学するのはムダ」と言い切ってました。たしかに生徒のレベルによっては共感できます。

ただ、本の中の体験談は、TOEIC600の生徒だったので、TOEIC600あれば、留学したほうがコスパがいいと思います。TOEIC300とかなら、いきなり留学は非効率だと思います。

「読む力と聞く力がなければ話せない。」というのも言い切ってました。一理あります。でも、これも程度の問題ですよね。海外では読み書きできないけど、話せる人はたくさんいます。そして、TOEICのリスニングは400だけど、リーディングが280で、スピーキングがそこそこできる人もいます。だから、どうなんだろうと思いました。

イングリッシュカンパニーの体験レッスン

この本を読んだあとに、神戸のイングリッシュカンパニーに体験レッスンを受けに行きました。レベルチェックしてもらって、デモのレッスンを受けました。受講者は初心者が多いようでした。

英語学習のモチベーションを保つためにトレーナーがつく。プログリットもそうですが、英語のコーチングサービスが流行っていますね。ライザップみたいな感じ。

悪くないんですが、目新しさはなかったです。だから、受講するのはやめました。

その時に、本をもらいました。

科学的トレーニングで英語力は伸ばせる!

この本を書いたのは立命館大学の田浦教授。第二言語習得を研究していて、彼の生徒がイングリッシュカンパニーを作ったそうです。だから、これもイングリッシュカンパニーの宣伝本です。

この本を読めば、第二言語習得論(SLA)の概要はつかめます。ただ、「科学的トレーニング」と書かれているけど、具体的な勉強方法が書かれてなかったです。

本の最初に、3つのグループに分けて、右脳と左脳のどちらを使ってるかを調べる実験がありました。左脳だけを使って英語を話せるようになるのは、日本に住んでいる限りは不可能だ、と結果がでていて、すっきりしました。あと、発音にこだわらない限り、幼児英語学習の必要がない、というのもすっきりしました。

インプットが大事、文法は大事、音を学ぶ

内容としては、インプットが大事、文法は大事、音を学ぶ、ということを強調しています。

でも、世の中のアプリも、シャドーイングやディクテーションが当たり前になってきています。だから、目新しさはなくて、周知の事実を再確認するような感じでした。ただ、こういう考え方がもっと当たり前になってほしいと思います。

学習の順番は、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングが効率的ということも納得です。日本の英語教育は、リーディング、リスニングよりですが、基礎つくりはできているから問題ないという著者の考えに納得しました。

たしかに、海外では、一見話せるけど、文法が崩壊してる方が結構いて、そういう方が留学して文法を学んでいたりします。ただ、すでに間違って癖になってる方が話し方を直すより、知識はあって話せない日本人が、スピーキングのトレーニングをしたほうが伸びはいい気はします。

この本を読んだのち、第二言語習得研究のサイトとか見てみると、インテイクやワーキングメモリなどの言葉が普通に使われていました。

いろんな英語学習の本を読んでいると、どこでも書いていることは本質的には同じ。アプリの構成もだいたい同じ。

重要なのは目的を決めて、継続する仕組みを作ることですね。

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