薄い豚骨ラーメンを食べると思い出す。名古屋人のソウルフードであるスガキヤのラーメン。久しぶりに食べたけど、「ああ、こんな味だったなあ」と懐かしい気持ちになりました。
スガキヤのラーメン

白っぽいスープの薄い豚骨ラーメンで、和風とんこつスープって呼ばれています。豚骨なのにコッテリしてなくてかなりあっさり。「子供のお菓子みたいなラーメン」です。
豚骨と魚介(かつお節や煮干し)を合わせたWスープらしいですが、魚介の風味はそれほど感じない。名古屋は味が濃い料理が多いのに、スガキヤのラーメンは不思議と薄味。麺はやや細めでスープによく絡んでいましたが、個人的にはもっと細麺が好みです。トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギだけで超シンプル。特にチャーシューはペラペラで、インスタントラーメンに入っているようなチャーシューです。

そうそう、スプーンとフォークが合体しているんです。これは面白いけど慣れないので使いにくい!

店舗にあるお店の年表も興味深い。台湾とインドネシアにも出店していて、2024年にはたこ焼きや「たこ寿」も出しているんです。ビッグスーちゃんというキャラもいて、Tシャツも売ってます。

何より魅力的なのは値段の安さで、ラーメンは490円でした。一緒に食べた岐阜出身の友達は、「昔は100円台だった。高くなった!」と言ってたけど、十分安い。手軽さが長年愛される理由でしょう。


セットの五目ごはんも場所によるバラツキがあって逆によくて、アイスクリームも食べたくなるそうです。ただ、コラボのスガジローみたいなのは興味ないそうです。
フードコートで見かける個性的で懐かしい一杯は、子どもや学生にとって「人生初ラーメン=スガキヤ」という思い出になることも多いみたいで、名古屋ならではの文化になっているみたいです。
フィリピンのジョリビーを思い出しました。





















コメントを残す