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東京で引越し見積もり比較サイトを使った。10社の引越業者とのやりとりメモ

東京で引越し見積もり比較サイトを使った

僕は引越が多い。東京で引っ越しすると更新手数料が発生するので少なくても2年ごとに引越しています。荷物を捨ててノマドになってからは、引越業者を使うことはなかったけど、久しぶりに引越業者を使った。見積もり一括依頼のメールを送ると、次の日から電話殺到です。この経験は数年後に活かせるかもしれない。だけど絶対忘れていると思うのでメモです。

引越の訪問見積もりの予定

1日で決めたかったので、朝から訪問してもらう予定を入れた。

  • 8:30 サカイ引越
  • 9:30 人力車 ZOOM リスケ
  • 10:30 アート引越センター
  • 11:30 人力車 ZOOM
  • 12:15 なにわ ドタキャン
  • 14:00 ファミリー引越センター
  • 15:00 ファースト引越センター
  • 19:00 Life Link引越センター

アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社は大人気。「本日訪問行けます。明日行けます」という業者が多いなか、「最短で4日後です。」と言われた。翌日に電話したら、6日後になっていた。すごい人気だ。ただ、アリさんマークに問い合わせすると、自動メールがたくさん届く。あれはやめてほしい。

2年前に使ったけど対応から引越作業まで丁寧で満足。

追記:その後、すったもんだがありまして、結局アリさんマークにお願いすることになりました。

人力引越社

ZOOMでの見積もりの予定時間の少し前に電話がかかってきた。「都合が悪くなったら時間を変えてほしい」とのこと。どうやら予定していたスタッフが来ないようだ。そういうの言っちゃうところが若い(笑)。正直で好きです。2時間後にズラしたが、ギリギリまで連絡が来ないので、「また?」と思ったら、3分前にZOOMのリンクが届く。若い男性がしっかり対応してくれた。

ZOOMで部屋を見せながら、質問に答えていく。「2トンロングでは無理そうですね。サカイさんは2トンロングを持ってないですよ。うちは2台でいきます。道幅が狭いので、小さい2台で行く方がいいと思う。」と言われた。

衣装ケースはある。シューズボックスはない。こまめなサービスではなさそうだけど、しっかりした経験を感じた。ZOOM後にメールが見積もりメールが届いた。

本日はお時間頂きありがとうございます。見積金額ですが75000+税でお受け出来ます。ご検討の程、よろしくお願い致します。

なにわ引越センター

メールでは66000円 (税込)

電話してZOOM訪問の日程を相談。10-19時の間で30分ぐらい。翌日の12時15分に訪問してくれること決定。しかし、フォローメールがないから不安。そして、当日連絡がこない(笑)。その後、2度と連絡はこなかった。

アート引越しセンター

時間通り訪問。アメリカンフットボールやっていた営業マン。好青年で印象はいい。説明も明確でした。「ZOOMでも見積もりをやってるけど、やっぱり訪問しないとわからないことがある」と言ってました。養生にきっちりやるとアピールしてました。丁寧。値段交渉も可能。

アート引越センターが起用するタレントはサンドイッチマン。幅広い世代に人気があって、サンドイッチマンが好きで引っ越しを依頼してくる人が2割ぐらいいるそうだ。サンドイッチマンの人気がすごい。ちなみに、友達の韓国人が日本で働いているとき、サンドイッチマンが大好きで、単独ライブに行きながら、日本語を勉強したそうだ。世代だけでなく国際的に人気。驚きです。

エコ楽ボックス

アート引越しセンターは「エコ楽ボックス」という引っ越しボックスを無料レンタルしている。ハンガーケース、テレビケース、シューズケース、食器ケースなどがある。これはオリジナルで特許取得しているものもあるそうだ。食器ケースが面白い。お皿を入れるボックスを使ってみたいと思った。食器が割れないように緩衝材を入れるのは面倒なんですよね。ダンボールに入れて、使い終わったら捨てるより、ボックスをレンタルして回収するのが確かによい。

あと、早めに日程を決めることで、帰り便を使って安くできるようです。58000円でした。

アート引越センターの引越ガイドブック

サンドイッチマンが表紙の引越ガイドブックをもらった。このガイドブックは引越ネタが多くてよくでてていた。

Life Link引越センター

安くて評判もよかったので気になった。だけど、来てもらう前に決めたのでキャンセルした。

サカイ引越しセンター

朝一到着。男性社員が研修の女性社員を連れてきた。人を育てている。サカイは一番しっかりしていた印象です。

「2トンショート、2トンロングの2台でいきます。エレベーターを傷つけないように養生はしっかりします。引っ越し時には近隣には粗品を配りって、当日日雇いスタッフは使わない。」

とにかく丁寧でしっかりしてる。免責の説明もしっかりしていた。植物、楽器、家電は免責。でも、何かあれば相談してくださいとのこと。引っ越しの免責は法律で定まっているんですね。そういう話はサカイしかしてくれなかったです。

サカイ引越センターの引越大百貨

「きっちりサカイの大百貨」という分厚いパンフレット(143ページ)をもらった。引越に関することだけじゃなくて、社会貢献活動のアピールや新拠点での家具カタログなどです。ただ、半分以上がカタログ。この印刷代もバカにならない。カタログ情報は広告だと思うけど、僕には不要でした。

見積もりはダントツで高かった。

東京ムービング

東京ムービングは訪問はしない。電話で金額が確定する会社。サイトには、弊社の強みは、高品質×低価格です、と書かれている。すぐに概算がメールが来た。

▼▼概算引越し見積り内容▼▼
◆車両:2t L
◇概算料金:¥40,480(税込)

電話したけど電話が繋がらない。2回目でツナがった。ボソボソした声の男性が対応してくれて質問に答えていく。電話後、すぐにメールが届いた。仕事は効率的で好印象です。

★2トンロングワイド分(20立米)+作業員3名
67540円
★2トンロング
43780円

日程で金額は変わらない。前日に時間が決まる。当日現金払い。

2トンロングトラックを選んだ場合、もし荷物が入り切らなかったら置いていくから自分で運んでくれと言われた。潔い

ファミリー引越センター

当日に14時訪問の訪問の予定を入れた。ご飯を食べてあわてて帰ってきたのに連絡なし。14時40分に電話がかかってきて、15時に到着という。ファミリー引越センターの認識は「14時から15時までに到着」だったようだ…。お断りした。

ファースト引越センター

電話で訪問時間を決めている時、13時と3時を交互に言ってくるので混乱した。なんどか確認して、結局、15時に訪問決定。たぶんこっちが確認しないと訪問時間の間違いが起きていたと思う。訪問予定の10分前に確認の電話がくる。そこはしっかりしている。予定通りの15時からスタート、テキパキしている男性。10分ぐらいのチェックしたのち、本部に聞いてくると、席をはずす。提案してきた値段は安かった。しかし、その場で決断を求められる。

2トンロングで入りきらない可能性があるという。しかし、2トンロング1台でやれると他の業者が言うならうちもいける。なんとしても入れる。破損は保証する。経験ある社員が対応する。もっと安い金額を提示したら、いま決めてくれるなら通しますという。45000(税抜)

でも、聞いたことない会社だったので、その場で口コミを調べた。運び方についてネガティブな記事がいっぱいでてきた。ネガティブな口コミを書く人は絶対いるので、口コミを鵜呑みにする気はない。だけど、「クチコミはいまいちですねえ。」というと、あからさまに面倒そうな態度になった。それで、断りました。最後はやれやれ感がでてました。気持ちはわかる。だけど、なにかトラブルがあったらこんな態度だろうなと思いました。

ユースタイル引越しセンター

電話で確認。訪問はタイミングがあわず。「トラックサイズとダンボールの数が決まったら教えてください」とのこと。漁夫の利を狙う会社。ちなみに、帰ってきたメールのフォーマットがレディアス引越センターと全く同じでした…。そして、両方が迷惑メールに入っていました。

2トンショートで24200円

2トンロングになりそうなので33000円

料金が安すぎて怖い。光熱費、ネットなどお得な特典がいっぱい。その後も、しっかり電話をしてきた。スマート。リマインダーメールは機械的。メール内容は置換ができてなくて少しバグっている。合理的で悪くないと思うけど、今回は見送った。

東京での引越し豆知識

  • 2トンショート(3畳)、2トンロング(4.5畳)、2トンロングワイドの3パターン。業者によって持ってるトラックのタイプが違うし、微妙にサイズも違う。
  • 洗濯機設置は簡単だが、トラブル時のリスクのために有料にしている業者がある。
  • 12月は引越が少ない。だから、引越業者の社員は休暇を取ることも多いらしい。
  • 月初、月末の引越しが多い。
  • 週の中のほうが安いことが多い。
  • 繁忙期でもキャンセルがでると安くなる。
  • 引越業者は埋めたい時期がある。その時に交渉すると結構安くなる。
  • フリー便は時間帯を選ばないから安い
  • イケヤの家具は解体できないため確認事項が多い。
  • 値段交渉は客を見てやっているかも。面倒な客に安売りはリスクがあるから。
  • 若い引越業者は、ZOOMやメール完結が多い。老舗の業者は対面重視な印象
  • 東京はエリアによって引越のニーズは違う。
  • 東京は養生に厳しいマンションがある。
  • 道路幅が狭いと、大きなトラックで行くリスクがあるので、小さい2台になったりする。
  • ダンボール、ガムテープはどこでもくれるけど、緩衝材がもらえない会社はある。自分で揃えると結構お金かかる。
  • シューズケースもあるところとないところがある。

電話で訪問時間を決めるとき、みんな予定を確認するために席を外す。なぜ?パソコンでカレンダー共有してないの?ホワイトボード?上司?

東京引越まとめ

それにしても、どんな業界も大変だ。真面目にリスクを考えて、丁寧に仕事すればするほど高くなる。経験なくて安請け合いする業者は安い。一方、古いやり方のままだと無駄は多くて高くなる。引越査定を訪問でやるか?ZOOMでやるか?メールでやるか?どこで人件費を削るか。サービス内容と差別化が面白かった。

顧客が求める以上の高サービスにしても、高価格になると売れにくい。安いもの勝ちを賞賛したくないので安いだけなら選びたくない。

アリさんマークの引越社に満足

結局選んだのはアリさんマークの引越社。当日、2トンロングで全部はいりました。多少余裕がありました。観葉植物がなかったら余裕ですね。3人のスタッフは役割分担も明確で黙々と作業してました。効率重視で慣れているしプロの仕事。高校生のとき、サッカー部だったのでアルバイトできなかったんですが、たまに休みがあると日雇いの引っ越しアルバイトをしてたんです。なんにも考えずダラダラ働いてました。当時の自分に比べたらみんなめちゃくちゃテキパキ働いてました。

電気の開通はいつも引っ越し後なんですが、引っ越しが夕方になってもう暗くなってきたので、真っ暗で大変でした。ちなみに、アリさんマークはいまだに赤井英和さんがメインキャラクターでビックリです。ロゴの汗かいてアリが大変そう。ブラック企業の雰囲気がでてませんか?大丈夫ですかね。あと、楽天ポイントやANAマイクなどのお得なポイント付加もあるんですね。引っ越し後に知った(涙)。(追記:2023.12.12)

引っ越しの値段って保険的な要素がある。なにもトラブルがなければ格安は嬉しい。でも、トラブルがあると格安会社は対応力が弱い。だから、引っ越しで運ぶものにどれだけリスクがあるかも業者選びのポイントですね。東京で一括見積もりしたらいろんな会社から連絡がくるので参考にしてください。

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