友達から「赤ベロ行こう!」って言われたとき、意味がわからなかった。妖怪?赤い牛の人形の赤べこ?
赤ベロとは
赤ベロは、別名「赤坂yoimachi はしご酒」。チケットで加盟店を転々とできる飲み歩き町おこしイベント。毎年、赤坂見附、赤坂、溜池山王エリアの飲み屋が参加してます。『yoi』は良い、酔い、『machi』は街を表しているそうです。今回で21回目
起こりは、2011 年の東日本大震災以来、元気を失っていた赤坂の街に灯りと活気を取り戻そうとの必死の思いでした。上野や神楽坂で活況を呈していた「食べないと飲まナイト」というはしご酒イベントを知り、赤坂に移植。赤坂2丁目界隈のたった数店舗の飲食店と地元企業が「赤坂食べないと飲まナイト」と称して手探りで企画し、2012年6月5日(火)、6日(水)、33店舗の参加を得て記念すべき「第一回 赤坂食べないと飲まナイト」を開催しました。
https://akabello.com/about/
2011年に「食べないと飲まナイト」というイベントからスタートして、2019年5月に「赤ベロ」という名前で初開催されたようです。赤坂経済新聞より
- [チケット1部] 前売り4,500円、当日 5,000円 (5チケット)
- [開催日程] 2024.11.23(土) 勤労感謝の日
- [開催時間] 13時~21時 ※店舗によって開始時間~終了時間が異なる
- [店舗数] 43店舗
加盟店には赤ベロ用のメニューがあって、チケットを出すとだいたい食べ物1つ、飲み物1つが選べます。基本的にその日は赤ベロメニューだけで、食べ終わったら次の店に行くルールです。
赤ベロを調べていたら、「せんべろ」という言葉もでてくる。せんべろは、1,000円程度でべろべろに酔えるほど安くお酒を楽しめる大衆居酒屋だそうだ。いろいろありますね。
ということで、行った店を紹介します!
赤坂まるしげ夢葉家
飲食店をやっている人とかグルメな人と話すと、赤坂で居酒屋ならまるしげ!ってみんな言うんです。よく名前がでてくる人気の居酒屋。予約必須の店です。階段で2階にあがるとひっそりあります。
満員で入れなかった経験もあるから、16時に行ったら余裕で入れました。赤ベロ1軒目です。普段はアジアの方の店員が多いけど、この日は日本人スタッフが多かった。
注文したのは、牛すじと根葉の煮込みベトナム風、そして生ビール。普通においしかった。友達はお造り盛り合わせと牛すじカレーを食べていたけど写真を撮り忘れました。
ルシェロ
まるしげの前の路上にチケット売り場があったんですが、そこにいる方にオススメのお店を聞くと、このルシェロが入ってました。スパークリングワインがたっぷりでオススメ!と言われて、行ってみた。
細い階段を上がっていくと入口前に数人並んでいて、入れず…。ワインと生ハムが人気のイタリアンだそうです。
お好み焼き のろ 赤坂本店
そしてやってきたのは、お好み焼き屋のろ。2軒目はお好み焼きです。こんなところにお好み焼き屋があるとは!
地下に降りていくと、焼きそば、お好み焼きの提灯。ソースはオタフクのようです。
赤ベロメニューはなくて、とんぺい焼きかイカペい焼きの2択と言われたので、とんぺい焼きとハイボールにしました。
とんぺい焼きがイマイチわかってなかったけど、小麦粉を使わないで薄い卵焼きで包んだのがとんぺい焼きなんですね。おいしかったので、きっとお好み焼きや焼きそばもおいしいと思う。
僕は甘味料が入ってるオタフクソースは甘くてちょっと苦手なんです。だからいつもブルドックなんですが、このとんぺい焼きのソースは気にならなかったです。おいしかったです。
イタリア郷土料理 relax
3軒目に行ったのがイタリア郷土料理。階段を2階にあがります。
ワインがおいしいと聞いて、赤ワインとラザニアにしました。おいしい。
赤坂焼鳥 鳳
4軒目は焼き鳥にしました。鳳(おおとり)です。満員だったんですが、5分ぐらいで入れると言われて待ちました。後ろにも並んでましたが、諦めて他の店に行く方もいました。
鳳の赤ベロのメニューは決まっていて、串2本とドリンクでした。「食べられないものはありますか?」と聞かれたけど、なんでも大丈夫!と言うと、せせりとつくねがでてきました。
これはおいしかった。
前に座っていた男女が、「この店は人気店みたいだよ!」と教えてくれました。赤べろの日は、客同士で会話が生まれることがあります。出会い要素があるんですね。そういうのも面白い。
赤坂おでんあさり
次は、おでん、焼売、おばんざいのお店あさり。階段を上がってドアを開けると、すいません、満員ですーと言われました。
残念!
ナポリス赤坂店
5軒目はビザにしました。
ピザマルゲリータかナゲット、そしてドリンクです。友達と1つずつ頼んでシェアしました。
お酒の美術館 赤坂店
焼鳥屋の鳳に行ったときに、前に座っていたお客さんも赤ベロの方だったんですが。このお酒の美術館をすすめられたんです。珍しいお酒が飲めるから絶対行ったほうがいい!と言われてやってきたから、ラブリーバーの隣。しかし、満員で入れず。
(この写真は後日撮りました。)
もみじ赤坂
もみじ赤坂は牛タンのお店。CoCo壱が入ってる雑居ビルの3階。
さすがに最後に牛タンは違うかなと思い行かず。同じビルの5階の猿兵衛に向かう。
猿兵衛
6軒目は猿兵衛です。赤ベロって21時ぐらいまでのお店が多いようですが、この時で21時ぐらいでした。猿兵衛は21時ラストオーダー、22時閉店だったので、ギリギリセーフ。
坊主の店主がこだわりフードとこだわりドリンクを用意してお待ちしてます。
もうお客さんも少なくて終わりかけの雰囲気でした。
ハムカツは売り切れだったので、豚足とジャーキーにしたら、ジャーキーがうまい。
はじめての赤ベロでした。16時スタートして、6軒行って、22時ぐらいに解散。行ったことない店を知れたのでよかったです。
普通お店に入って1杯だけ飲んで移動しないですよね。お店からしても効率悪いし、客からしても移動が面倒。お酒を飲むからどんどん移動が面倒になる。だけど、あえて移動させることでいろんなお店を知ってもらう試みなんですね。事前チケットを買ってる人はそんなにいないみたいですが、もっと盛り上がってほしいですね。来年も行くかもしれないので自分メモとして残しました。
最後に今回は行けなかったけど、時間は行きたい店を残しておきます。
銀座ふくよし赤坂店
路地裏にひっそりある小さいたこ焼き屋。この店は結構好きなんですが、赤べろでは行かなかった。どんなメニューなのか気になる。ここのたこ焼きはくるりのようにふわふわ系です。銀だこのようなカリッと系ではないです。ねぎぽんとぜんぶのせが好きです。
さばの棒寿司 赤坂一颯〈IBUKI〉
ここのサバの棒寿司が気になっているけど、行ったことないんです。行きたかったけど忘れていました。
赤坂ちょろん
こんなところに店があるのか!と思うような場所にある居酒屋。カウンターベースの小さい飲み屋でほっこりします。今回こっちのエリアに行けなかったです。
43店舗もあるのでまだまだ知らない店ばかり。町おこしイベントとして面白いですね。このイベントの効果がどの程度あるのか興味津々です。効果測定がしたい。