青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸は、期待せずに行ったけど、想像以上に面白かった。青森駅からすぐ近く、青函連絡船そのものが博物館になっている。昔の船がそのまま博物館になってるのは他でもあるけど、ここが一番興奮した。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
青函連絡船(せいかんれんらくせん)は、本州の幹線鉄道の北端の青森駅と北海道の幹線鉄道の南端に位置する函館駅間の連絡航路で、鉄道国有化後の国営の国鉄、戦後の公共事業体の国鉄ならびに民営化後の北海道旅客鉄道(JR北海道)により、運航された鉄道連絡船である。航路長は61海里、営業キロ上の距離は113.0 km、貨物営業キロ程300 kmであった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/青函連絡船
中に入ると、最初は蝋人形で当時を様子が紹介されています。

進んでいくと、10分程度の映像が2本交互に放送されている。勉強になる。当時の船室や操縦室、車両を積み込む貨物室などがそのまま保存されていて、タイムスリップしたような感覚になる。
車両展示室がカッコいい
あと、青函連絡船は鉄道車両も運んでいたんです。車両展示室がすごかった。

実際に電車が積み込まれていて、鉄道好きじゃなくてもテンションが上がる。エンジンルームも見学できる。巨大な機械の中に自分が入り込んだような感じ。SF感がある空間。かなりカッコよかった。

青函連絡船の歴史
展示も丁寧で、青函連絡船がどういう役割を果たしていたのかわかりやすく紹介されている。
八甲田丸は、1964年に建造された第2世代の青函連絡船。1954年、前の世代の連絡船「洞爺丸」が台風で沈没し、約1,430人が犠牲になった。この事故をきっかけに、安全性を重視した新しい船が造られ、八甲田丸が誕生した。1988年、青函トンネルの開通で連絡船の役目は終わり、八甲田丸も運航を終了。そして、現在は青森港に係留され、「メモリアルシップ八甲田丸」として一般公開され、青函連絡船の歴史を伝えています。
戦争のときはかなり破壊されてました…。

青森と函館を結ぶ交通の要だった歴史が感じられて、単なる観光スポットじゃなくて学びが大きかった。
船のデッキから青森港を一望できる

外のデッキが展望台になっていて、海風を感じながら青森港を一望できる。景色もいいし気持ちよかった。

青森観光で時間があれば、ぜひ立ち寄ってほしい場所。510円。予想以上に楽しかった。
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