鹿児島の枕崎はカツオの産地!立秋水産株式会社でカツオ節工場を見学させてもらったけど、カツオも食べた!1泊2日でカツオ三昧!すんごいカツオを食べたので忘れないようにメモ!
味処 一福
枕崎に到着した直後にランチで入った枕崎駅前のレストラン、一福。

枕崎名物のかつお定食(松)が1650円だった気がする。タタキ、天ぷら、内臓煮、温泉卵、かつお味噌、酢の物、味噌汁かな。カツオのタタキがうまかった。
かつお味噌と内臓煮ははじめて食べた。
すし匠 五条
夜ご飯はお寿司屋さん。ここでもカツオ三昧。刺身がすんごい綺麗。寿司もうまい。生姜もうまい。


名前はわからないけど、カツオを豚で巻いてる料理がおいしかった。腹皮(はらがわ)というカツオの腹の部分はフライで食べるのが定番だそうです。昼間に食べたのと同じでした。腹皮は定番のようです。トロトロの角煮もありました。


カツオの心臓は「ちちこ」。コリコリしていて砂肝みたい。鳥のハツもコリコリしてるから、心臓の食感って似てるんですね。
おかかは絶対あります。醤油やみりんなどで味付けされた味の濃い鰹節でした。
タイヨー 枕崎店
枕崎駅前のスーパーにも偵察。タイヨーです。夕方に行ったら魚が安くてびっくり。特にカツオ!

閉店前にまた行ったらもう売ってなかった。地元民は夜になってセール価格になったら買うそうです。もともと安いのにもっと安くなるんですか!
枕崎ステーションホテルの朝食
駅前のホテルの朝食は和食でした。

なんの魚だったのか?無心で食べていたので覚えていない。
おだし教室
ご飯を食べたらおだし教室です。これがまた面白かった。枕崎おだし本舗 かつ市という会社があるんですが、ここはカツオの加工食品を販売しています。その会社の代表が中原晋司さん、おだし先生と名乗っておだしの授業を開催しています。
枕崎の中で、カツオに関連する会社が棲み分けているのも面白い。

カツオって全部食べるんです。心臓とか腹皮とか、それぞれの部位を回収する専門業者がいるんです。そして、部位にあった料理がそれぞれあるんです。
なるほど!
そんな話からスタートしました。
前日に立秋水産株式会社のカツオ節工場を見学していたから理解が深まった。荒節(あらぶし)、本枯節(ほんかれぶし)はもう理解した!
フランス料理のプイヨンは作るのに手間がかかるけど、鰹節と昆布の2つだけですぐできるカツオ出汁は海外から注目されているようです。カツオを使えば、低カロリー、無添加、塩分を控えられる。早くてヘルシーなんです。カツオ節と昆布の相性の説明もなるほど!と思いました。



勉強したあとは、カツオ節を実際削って、食べ比べ。荒節、本枯節は全然違う。
そして、中原さんが出汁を作ってくれて飲ませてくれます。結構たっぷり入れるんですね。

黄金に輝く出汁。
やさしい味です。
料理する人には絶対楽しいおだし教室です。みんなに経験してほしい。外国人旅行者にも人気みたいです。さらに、この教室ってふるさと納税の返礼品にもなってるんです。おまけにオンラインでも受けられる。興味ある方は公式サイトをチェック!
カツオの藁焼き
おだし教室が終わるともうお昼です。株式会社ポジティブクルーという会社が野外でカツオの藁焼きをやってくれました。
どんだけカツオやねん!

カツオがキレイです。



これがうまーい!海鮮丼もうまい!

バクバク食べてしまいました。本当においしい。贅沢すぎるでしょ。

あと、はじめて亀の手を食べた。カニの手みたいに割って食べるんです。ススる感じ。
そんな感じで1泊2日の旅があっという間に終わりました。
枕崎お魚センター
帰る前に、お土産を買うためにやってきたのが枕崎お魚センターです。

カンナのような鰹節削り器が売っていました。関西人がたこ焼き機を持っているように枕崎ではみんな鰹節削りを持っているのか?と思ったら最近は持ってない家庭も多いそうです。
鰹節、お茶とかなんでも揃ってるのでお土産を買うならオススメです。
農林水産省「水産加工統計調査」の2022年のデータを見ると、カツオ節の生産量は、1位が鹿児島県 18,032t、2位が静岡県 6,665t。合計 24,943t。カツオ節を作っているのは鹿児島と静岡だけ!
カツオで有名な高知にはカツオ節工場はない。だけど、土佐のカツオは有名だしおいしいって言いますよね。高知に行ったらカツオについて根掘り葉掘り聞きたい。
黒潮、初鰹、戻り鰹などカツオについて考えさせられた旅行でした。
はじめての場所に行くのは楽しい。知らないことを知るのは楽しい!
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