「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、青森旅行でテンションが上がった場所のひとつ!2011年1月にJR青森駅のすぐ近くにオープンした青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。ねぶた祭の歴史や魅力を紹介している空間です。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
真っ赤な外壁がすごく目を引いて、建築としても一見の価値あり。青森ではご飯を食べているときに、お店の人に「絶対にワラッセには行って!」とおすすめされました。それも2人に。

中に入ると、1階はお土産売り場。

2階に上がるとチケット売り場があって、そこから先が有料エリアです。ここは絶対に行ったほうがいい!展示が本当にすばらしい。

実際に祭りで使われたねぶたがドーンと並んでいて、大きさと迫力に圧倒されました。

めちゃくちゃデカい!
ねぶたは写真で見るのとは全然違って、実物は細かい絵です。色使いが繊細で、もはや芸術作品。
ねぶたは弘前の「ねぷた」が起源らしいけど、青森のねぶたのほうが立体的でかっこいい。

実際に触れられるものもあって、触ってみると障子みたいに紙が薄くてびっくりしました。破れないんですかね?


展示されているねぶたは毎年入れ替わるようで、常に新しい作品を楽しめます。作品ごとにテーマがあり、製作者のこだわりも紹介されていて、どういう思いで作られたかを知ると見方が変わる。製作者の系統にも個性があって、そこもまた興味深いです。
ねぶた囃子
館内ではタイムスケジュールに合わせて、ねぶた囃子(ばやし)というノリのいい演奏が始まります。太鼓を叩いたり、跳人(はねと)体験もできます。跳人は踊りというよりスキップに近い。

「わっせらー!わっせらー!」という掛け声もノリがよくて、耳に残ります。みんな踊っていて、これがまた楽しい!ねぶた祭りの熱気をギュッと詰め込んだような空間でした。

これまでねぶたの絵を見ても何とも思わなかったけど、実物を見たらすごくカッコよく感じて、夏の本番のねぶた祭りにも行ってみたくなりました。
青森駅からも近く、アクセス抜群。青森に来たなら絶対に外せない場所です。ワクワクするし、楽しくて、写真もいっぱい撮ってしまいました。大人も子どもも楽しめるし、天候に関係なく観光できるのもありがたい。
弘前のねぷた村もまた違う楽しさがあるのでセットでオススメです。
青森ねぶた祭り
青森ねぶた祭りは、毎年8月2日から7日に開催される大きな夏祭り。七夕の灯籠流しと「眠り流し」の風習が結びついて生まれたという説が有力だそうです。なんと、6日間で200万人を超える人が集まるそうです。
僕が東京に来て一番驚いたのはコミケでした。1日で10万人近くの人が集まるイベントに圧倒されましたが、ねぶたはそれをはるかに上回ります。青森市の人口は約26万人。つまり、市の人口の9倍以上の人が集まるんです。ねぶたウィークの青森を見てみたいですねえ。
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