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中島章夫先生にナンバ動作を学ぶ、古武術に学ぶ身体運用法!早稲田大学エクステンションセンター!

中島章夫

中島章夫先生の「古武術に学ぶ身体運用法」という講座を受けました。そこでナンバというものを体験してきました。めちゃくちゃ面白かったです。

伝統的な武術には、筋力に頼らずに柔らかい動きで相手を制する技があります。胴体をねじらないナンバ動作と、上手な股関節の使い方をいろいろな型や体操を通して学び、楽で効率的なからだの使い方を修得します。

明治以前多くの日本人は胴体をねじらない「ナンバ動作(半身動作)」が基本だったといわれています。

それは能や歌舞伎などの伝統芸能の所作に色濃く残されています。ここではナンバ歩きを中心に基本動作を理解します。さらに体術、杖術の型、「骨盤おこし運動」などを通して「歪めず、蹴らず、傾かず」の身体操作とその効用を体感していきます。もっとも身近な護身術としての受身と、介護技術への応用も行ないます。

古武術に学ぶ身体運用法―ナンバ動作で快適な暮らしを

早稲田大学エクステンションセンターの講座です。2時間しかやってないけど、ものすごくいろいろ考えさせられました。関西に住んでいたとき、大学の生涯教育授業を受けたことがありますが、東京だと選択肢が山ほどありますね。

早稲田大学エクステンションセンターは“Extension”(=拡張、開放)の意味するとおり、早稲田大学の研究・教育機能を広く社会に開放するための機関です。

エクステンションセンターとは

武術稽古法研究家 中島章夫先生

中島章夫先生の肩書きは、武術稽古法研究家、骨盤おこしトレーナーです。2003年10月に甲野善紀先生が設立した松聲館武術稽古研究会が解散して、その弟子たちに引き継がれているようです。中島章夫先生は弟子の1人。甲野善紀先生という方がみんなの師匠のようです。

講座でやったのは、骨盤を動かす練習や、対面する相手を動かす練習です。運動自体はかなり地味。僕は猫背なので、骨盤はかなり傾いているっぽい。

やたら骨盤を意識させられます。骨盤を矯正したら何か変わるんやろうか?

骨盤を意識して、相手の力を引きだす

面白かったのは、対面した相手を動かす運動。中島先生とやると、ブンブン動かされる。背が小さくて物腰柔らかな中島先生です。だけど、筋力でない力で動かされる。動かされているというより、自分で動いている感じ。

このナンバ式という身体運用法は介護にも応用されているそうです。

岡田慎一郎

自分でやってみて、すごく納得した。確かに、介護の人が知ってると人の世話に生かせる。相手の動きを引き出せば簡単に動くのに、それに逆らうと反発してまったく動かない。相手に抵抗させてはいけない。

人それぞれ動き出すポイントも違う。椅子に座っている相手を立ち上がらせる時、人それぞれの角度がある。これは、人とのコミュニケーションもまったく同じですね。動いてない人は動かしやすい。動いている人は正面からぶつかったら駄目

相手を尊重しつつ、軌道を変える。感じで接さないとぶつかってしまう。そして、やはり人それぞれのツボがある。そういう風に相手に応じたコミュニケーションができれば、円滑にいくんでしょう。

ナンバ式の運動をしながら、対人コミュニケーションもまったく一緒だ。と思いました。

飛脚はナンバ走り

ちなみに、昔の日本は、ナンバ式動作で走ってたそうです。「ナンバ走り」っていうんやけど、江戸時代の飛脚の走り方で、これにより飛脚は1日に数十km、場合によって100km以上を走ることが出来たと言われてるそうです。

ナンバ走りの基本は「右手と右足、左手と左足を同時に出す」、飛脚の映像は残っていないので、実際に飛脚がそのように走っていたのかについては見解が分かれているみたい。ちなみにナンバ歩きという言葉もある。

先日読んだ、コーチ論という本では、桐朋高校のバスケットボールチームがナンバの走り方を取り入れたら、驚異的な運動量になって、全国の強豪校になったと書かれていた。本当だとしたらめちゃ面白いですよね。

なぜナンバ走りがなくなったかというと、戦争に負けて、アメリカ文化が入ってきたから、と何かに書かれていた。これがほんまなら悲しい。

骨格や筋力が違うアメリカ人の走り方は日本にはあわない。

そんなナンバに興味シンシンです。定期的に、中島章夫先生のナンバ講座に参加しています。本もあります。

ナンバの記事

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