栃木の日光東照宮に行った。東京に来たばかりのときに来たので、これで2回目!
日光東照宮は、栃木県日光市にある神社で、江戸幕府の創設者、徳川家康を「東照大権現」として祀っています。日本の神社は普通、自然や祖先、伝説上の人物を祀るけど、日光東照宮では歴史上の人物を死後に神格化していて、日本でも数少ない人間を神として祀る神社です。
全国に東照宮は100社以上あるけど、すべて徳川家康を祀る神社で、日光東照宮が最初に建てられた「東照宮」の本家。豪華絢爛な建築は、江戸幕府の権威を象徴しています。

日光東照宮はインドのヒンズー教寺院みたい
日光東照宮の拝観料は1600円。音声ガイドを借りようと思ったら、今日はレンタルしていませんでした。どういうこと?



いたるところに徳川家の家紋と金がある。鳥居にも徳川家紋。建物は派手で神社っぽくない。カラフルでインドのヒンズー教寺院みたい。正直なところ、ギラギラしていて好きじゃない。


徳川家康が亡くなったあと、神として祀られた名前が「東照大権現」。「権現(ごんげん)」は、仏が人々を救うために神の姿で現れるという仏教の考えから来ている。だから、この名前は神道の神としての家康に、仏教的な考え方を組み合わせたもの。完全に仏教の名前ではなく、神道と仏教が融合した「権現信仰」の形式なんです。神仏習合ってやつ。
三猿
日光東照宮で有名なのが、三猿。「見ざる・言わざる・聞かざる」。小さい彫刻です。

神厩舎(しんきゅうしゃ)という建物に彫られた彫刻が全部で8面あって、猿の一生を段階的に描いている。その中の、幼少期のシーンが「見ざる・言わざる・聞かざる」なんです。



「見ざる・言わざる・聞かざる」の意味をはじめて知ったけど、幼少期の子どもは素直で影響を受けやすいから、悪いものから距離を取れ、という教えなんです。建物に掘られた彫刻にはそれぞれ意味がありました。小さい彫刻だけど、江戸幕府が理想とした「人の一生」が凝縮されていました。
眠り猫
あと、有名なのが眠り猫という小さい彫刻。ひっそり頭上にいるのですが、注意してないと見過ごします。

眠っている姿は平和の象徴だそうです。猫の攻撃性を抑え、家康の墓を守る役割も暗示していると言われています。
奥社宝塔
眠り猫を通り過ぎて、順路を進んでいくと、階段が続いています。その階段を登り切ると奥社という家康の墓があって、静かで荘厳な空気が漂う。ここだけキラキラ系ではなくて、厳粛な雰囲気でした。


薬師堂
薬師堂も要チェックです。天井には大きな龍の絵が描かれていて、龍の真下で手を叩くと、音が反響してまるで龍が鳴いているように聞こえる。流れ作業で解説していたけど、この「鳴き龍」は迫力がありました。(撮影禁止)

日光東照宮の土産物は商売っ気が強いわりにデザインがいけてないものばかりだったので、なにも買ってない。周辺には飲食店や施設が少ないので、事前に食事や交通を計画しておくと安心です。
自然にも囲まれていて、春は桜、秋は紅葉が美しい。世界遺産にも登録されていて、日本文化と歴史を体感できる場所として外国人にも人気です。
シーズンはものすごく混雑するようだけど、2月の平日なのでまわりやすかった。所要時間は、丁寧に見るなら2時間は見ておいた方がいい。早朝や平日午前中は混雑が少なく、落ち着いて見学できます。
上野や鳥取でも東照宮に行って、また本家に行きたいと思っていたので行けてよかった。






















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