オフショア投資というのを知って、ネットで調べて、1冊本を読んでみた。調べたてのホヤホヤなので、認識違いがあるかもしれないことを最初に断っておきます。
オフショア投資とは?
オフショア(タックスヘイブン)とは税金が無い、または税率が著しく低い国や地域のことで、飛行機ではどこの国の税金も掛からないのと同じ。
ようするに、税金取るには、曖昧な場所なんでしょう。オフショアでは税金がかからんので、そこで資産運用したら税的にお得よ、というのがオフショア投資だ。システムアウトソーシングでオフショア開発というときのオフショアとは意味が違うようだ。
代表的なオフショアとしては、香港・ケイマン島・マン島・スイス・ルクセンブルグ・リヒテンシュタイン・バミューダ・モナコなどがある。香港の銀行で口座開設するには、今までは香港に行かないといけなかった。でも、今はネットバンキングに対応してきてるので、行かなくても口座開設できるらしい。
口座開設は香港が近くて便利らしい
調べてみるとネットバンキング以外にも便利になっていて、たとえば、英HSBC傘下の香港上海銀行の「HSBCプレミア」キャッシュカードを作ると、HSBCグループのATM(現金自動受払機)の他、日本のゆうちょ銀行、セブン銀行のATMでも利用可能らしい。オフショアのFXもあるらしいが、FXって手数料はあんまりないから、何がお得かよくわからん。
これってクラウド?
よく考えると、これって、銀行のクラウドですよね。ATMの先はどこの銀行でもいい。その先はどこの銀行かどこの国か分からないけど、一番安くていいところを使えばいいんです。ネットでつながって、グローバル化することで、すべてがこのようなビジネスモデルになってきている。
ビジネスモデルと組織が変わってきている
物理的距離を一瞬でゼロにできるような業種は競合が世界中になる。各国は自国の利益を考えるが、個人は個人の利益を考える。個人最適化は、国を破綻させることもあるだろう。
「個人」と「組織」の関係や「部分最適」が「全体最適」しないことに通じる。
場所に依存しないビジネスか否か
整体師のように地域密着する仕事はグローバルな競争には飲み込まれにくい。タイに安くてすばらしい整体師がいても、タイに行くには時間がかかるから。物理的な時間をゼロにできるかがポイントだ。
地域密着、リアルでのビジネスのキーワードに合致しないものは、どんどん最適な体制やビジネスへと変わり、既存利権が壊れていってる。そうなることを見据えつつ、自分が得るべき経験を考えてみる。
円高もどこまでいくのかまったく分からんし、とりあえず口座解決をしよう。グローバル化は消費者としてはハッピーだが、ビジネスにはたまったものじゃない。
僕はウェブディレクターだが、5年後、10年後とかをずっと考えてる。僕はいまコンテンツを作ることしか考えていない。
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