楽天の三木谷社長の「たかが英語」という本のレビューです。楽天は、2010年1月に英語公用化を宣言、社員に与えた期間は2年。そして、2012月6月に発売された本です。
たかが英語 三木谷浩史
英語公用化に取り組んだ楽天の2年間で、成功したこと、失敗したことが具体的に書かれたいたらとても参考になりそうと思って手に取った。ただ、残念ながら、英語学習において参考になる具体例が書かれた話ではなかった。英語化のデメリットもあったとは思うけど、そういうことは書かれていない。楽天は英語化を頑張ったぞ!という漠然とした内容です。
- 英語を攻略するには1000時間という仮説
- 1日2時間で500日(1年4ヶ月)
- だから、社員に与えた期間は2年
間違っていてもいいからビジネスシーンで通じる英語を話すことを大切にする。三木谷社長自ら率先して取り組んだ。そして、2年である程度の成果をあげたことは本当に素晴らしい。楽天社員は大変だったと思うけど、結果的に自分の市場価値をあげることができた。
会社が英語を話す機会を作ってくれるなんて最高だと思う。英語力が足りない人は、会社に英語講師を呼んだり、さらにフィリピン留学する機会を与えられた社員もいるそうです。
すごい!
楽天 三木谷社長の英語力
三木谷さんはもともと英語経験が豊富だったようです。トップが率先して取り組めるかどうかは大きいですね。
ボクは、英語公用化に反対する人の気持ちは理解できない。会社がグローバル展開を本気で検討しているなら、社内英語化はいいと思います。短期的に効率は落ちるけど、必要性を作れば、なんでもできるようになる。
ただ、この本を読んで何か得られるかというと、そういうわけではないです(笑)。
★☆☆☆☆
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