函館の至る所にあるハセガワストアは「やきとり弁当」で有名なコンビニ。炭火で焼いた豚肉のやきとり弁当。焼き鳥なのに豚なんです。
派手な外観で「あれは何？」となりました。ラッキーピエロといい、函館のローカルチェーンは外装が特徴的。雪が積もっても目立つためなんでしょうか？
ハセガワストアの創業は1949年。戦後です。地元の食料品店からスタートして、やきとり弁当を提供し始めたのは1970年代頃。
そんな情報を知っていたら行くでしょ。
函館の観光地の赤煉瓦倉庫に行ったとき、近くにハセガワストア ベイエリア店があったので、入りました。ほぼ、焼き鳥屋です。
注文したのは、やきとり弁当ミニ 460円（税込）。ごはん150g、肉２本、野菜串１本。函館はご飯がおいしくてずっーと食べていて満腹だったので、ミニがあるのはうれしい。紙にオーダーを書いて、味に塩と書いて渡すと、焼き鳥を焼いてくれます。コンビニだけど店内に食べる場所があります。
焼き鳥の形が四角。豚ですから「やきとん」。甘辛いタレがご飯と相性抜群らしいんですが、知らずに塩味にしちゃった。出来立ての焼き鳥はうまい！ペロっと食べました。また函館に来たらタレ味で食べます。
室蘭やきとりもそう。室蘭で「やきとり」と言えば、「豚肉」と「タマネギ」。昭和初期は鳥肉よりも安く手に入る豚肉が「やきとり」と言われるようになったそうです。
北海道は養豚場が多くて豚が安いんですね。あと、寒いエリアはエネルギーとして脂が多い豚のほうが好まれるのかもしれない。でも、不思議なことに北海道のラーメンはあっさりラーメンで豚骨ラーメンではない…。なぜ？
北海道はご飯がおいしい。有名な郷土料理といえば、海鮮丼、ジンギスカン、ラーメン、ニシン、石狩鍋、天ぷら、イカ飯などなど。あげればキリがない。でも、豚の焼き鳥も食べてほしい。
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