久々に読み返しました。神田昌典さんの英語学習方法の「お金と英語の非常識な関係」です。彼は元外交官で、アメリカの大学院を2つ卒業して、MBAも持っている。そんな彼が、英語を効率良く身に付けるには、以下を捨てろと言う。
Table of Contents
英語学習で捨てること
- 日常会話を捨てる
- 専門外のトピックを捨てる
- 単語力を増やすことを捨てる
- 文法的に正しく話すことを捨てる
- ペラペラしゃべることを捨てる
- キレイな発音を捨てる
彼と属性や目的が似ている人にはすごく参考になります。
具体的には、英語知識は十分あって、ビジネスのフィールドをしっかり持っているけど、引っ込み思案だったり、英語に苦手意識がある人。そして、目的はビジネスシーンで英語を話すこと。そういう人にはめちゃ参考になる本です。
日本人は完璧主義が多い。だから、英語学習において、なにかを捨てるのはとても大事だと思う。
ただ、捨てろ!とは書いているが、神田さんは、日常会話は話せているし、単語も知ってる。どの程度捨てるか?そこが重要だと思います。
マーケティングについての英語対談が有益
この本は、書籍に付属してる対談CDが面白いです。すごく有益。僕は、本よりもこのCDが面白かった。神田昌典さんとウィリアム・リードさんの対談です。ビジネスマンのマーケティング論です。マインドマップ、ゲリラマーケティングなどのビジネスマーケティングについて英語で対談しているので、マーケティングに興味あるビジネスマンは面白いと思います。
マインドマップで有名なウィリアム・リード
ウィリアム・リード。アメリカ出身。山梨学院大学 国際リベラルアーツ学部(iCLA)教授。全日本書道連合會書道十段、全日本教育書道連盟副会長、唯心会合氣道八段。日本筆跡診断士協会筆跡アドバイザー。ナンバ術協会特別師範。
https://webhiden.jp/master/william_reed/
ウィリアム・リードさんのプロフィールは興味深いですね。個人的にはナンバをやっているのが面白い。
この対談CDではゲリラマーケティングなどのマーケティングの話をしています。だから、ビジネスマンには内容が面白い。英語学習をするときの教材は自分が興味あるものが絶対いい。社会人には面白いと思います。
書籍のテキストデータ
お金と英語の非常識な関係の書籍にはスクリプトデータがあったようだけど、もうダウンロードできなくなっている。だから神田さんの英語インタビューをディクテーションしました。テキストにすると聞き取れてない部分がクリアになる。なんど聞いても聞き取れない。
ちなみに、日本人の英語講師にこの対談の英語を聞いてもらったら、微妙な反応をしておりました(笑)。正しくない英語を教材にするのはどうかという感じみたい。
ただ、せっかくいい内容なのに、本としては、微妙なところもある。上下に分ける必要はないし。彼自身の宣伝多数。本自体が彼のマーケティング要素が強い。そこはマイナス点だけど、それが神田さんのやり方ですよね。
あと、英語の基礎知識のない初心者がこの本の内容を鵜呑みにすると大変そうです…。そこは注意点です。
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