フィリピンのストーリーシェアに留学した!去年、旅道場というサイトを作って、タイの旅行ガイドブックを作った。その旅道場の第2弾はフィリピン!
フィリピン留学が安い!
せっかく行くなら、評判のフィリピン英会話も体験してみようと思った。それで、短期留学できる学校を探したら、1ヶ月10万そこそこで家、メシ、勉強込み!
すごない?
調べてみて分かったのが、フィリピンには韓国人オーナーの学校は山ほどあるが、日本人オーナーの学校は少ない。当然、韓国人オーナーの学校は韓国人が多く、日本人オーナーの学校は日本人が多い。どっちがいいかは一長一短。ここを語ると長くなるので割愛
旅道場の収録はマニラで行うので、セブのラングリッチは遠い。EBはパッとしなかったので、CNE1のオーナーの井坂さんとストーリーシェアのオーナーの松本文夫さん(ミオさん)にコンタクトを取った。
ストーリーシェア卒業生が東京で飲み会
そしたら、たまたまミオさんが東京で無差別飲み会というオフ会を開催してたので参加した。
ミオさんは大人気でびっくりした。彼と話すために列になっていた。アイドルみたい。少ししか話ができなかったけど、卒業生の満足度がめちゃくちゃ高くて驚いた。「メソッドがいい!」とみんな言う。メソッドでなに?
フィリピン留学ドットコムの留学説明会
その後、フィリピン留学の説明会を発見!フィリピン留学ドットコムというエージェント主催のフェア(https://philryugakufair.iinaa.net/)。
そのフェアでは井坂さんと立ち話させてもらった。考え方に共感したので、この2つの学校に行くことを決めた。
ちなみにウェブの人間として、この2つの学校のサイトを見たら、ストーリーシェアはパッとしなかった。口コミで広がってるから、ウェブでブランディングやプロモーションしなくてもいいんでしょうね。
で、ストーリーシェアで2週間学んだ。その後、CNE1で2週間学んだ。合間に、韓国資本の学校に見学に行ったり、他の学校の生徒にインタビューしたりもした。
EBやラングリッチを経験した生徒にも出会った。先生も結構流れているので、いろんな学校の特色が分かってきた。学校の感想を聞かれたり、評判を知りたい人から相談を受けるので、感想をまとめてみる。
ストーリーシェアはどんな学校か?
ストーリーシェアはマニラ、セブ、ネポ、バギオの4カ所ある。
- ストーリーシェア(マニラ)
- セブボーディングハウス(セブ)
- ネポボーディングハウス(アンヘレス)
- バギオボーディングハウス(バギオ)
本校のマニラが軌道にのってきたから、ネポ、セブ、バギオに展開していってるところ。
本校マニラは人気で満員だったので、マニラから一番近いネポを選んだ。このネポという場所が実はアンヘレスだったというのは後に知った。(ほんとに)。
ちなみに、マニラとセブはちょっと料金が高い。
アンヘレスのストーリーシェアの感想
ネポボーディングハウスは、おっきい家だ。1つの家に10人ぐらい住んでいる。その家が3つあった。家の部屋に留学生が住む。
僕が行ってた2012年6月はまさに3つ目を建設中だった。だから、ネットが使えなかった(涙)。
生徒の部屋は個室と2人部屋がある。
授業になると、先生が部屋にやってきて、マンツーマンレッスンで英語を勉強する。僕は1日6時間のマンツーマンレッスンを受けました。(8時間まで延長可能)ちなみに、マニラだと、住んでるところと勉強するところは違う。
昔はいなかったらしいが、今は2、3人住み込みの先生がいる。ボーディングティーチャーというそうだ。だから、話そうと思えば授業外でも話せる。だけど、生徒数と先生数からすると、頻繁に話すのはちょっと難しい。
先生は、日常会話でも少しでも間違ってるといちいち指摘してくる。会話が通じてても、aとかtheとか複数系とか間違ってたらしっかり指摘してくるし、ベターな言い方も教えてくれる。街で適当に話してても指摘してくれないので、これは学校に行く利点
ストーリーシェアのメソッド授業の様子
ストーリーシェアは、サイクルラーニングメソッドという独自の授業がある。コンプリートセンテンスを繰り返し言い続けて体にしみ込ませるような授業。この授業にすっごい自信を持ってて、独自テキストもあって、先生の教育にも力を入れている。
事前に聞いてたけど、実際行ってみても、先生の教育には力を入れてると感じた。面接に来てたフィリピン人に面接後に話しかけてみたら、採用試験が難しくて凹んでた。
メソッドの授業は正しい英語の型を覚えていくような感じ。単調なので、長くやってると飽きてくる。僕は数日でやめました…。だから、信じて続けられるココロが必要。
先生に「ストーリーシェアは他の学校と何が違うの?」って聞いたら、ストーリーシェアでは答えは教えない。って即答してたのが、印象的だった。
日本人留学生が増える中、日本人経営の学校はどこも必死にキャパを増やそうと努力している。規模が大きくなると管理コストがかかる。だから、これから組織力の差は生まれてくるだろう。
しばらくは圧倒的な需要があるので、少々ダメなところがあっても人は集まる。でも、飽和してきたときに、組織運営力が問われてくると思う。これストーリーシェアの課題と思う。
学校マネージャーのナオキさん
で、ネポを仕切ってるのが、ナオキさんという日本人なのだが、この人がちょっと怖い(笑)。
ちなみに、入校前のメールのやり取りで、ナオキさんは僕の事を、なんて面倒な人だと思ってたらしいw。
長文メールに加えて、添付されている長い規約を読むのが面倒で、返信が遅くなったら、「定員が埋まりました、すいません!」って断られたのだが、粘って粘って調整してなんとか学校に行けた(笑)。出発数日前だったので、一時はどうなることかと思った。
学校を仕切ってるナオキさんとは最後のほうにガッツリ話した。すごく真面目で男気ある人なんだけど、コミュニケーションがソフトじゃないので、タイで会得したマイペンライの気持ちを伝授してきた(笑)。
そしたら、Mai Pen Raiというタイトルでブログに書いてくれてたw。何から何まで1人でやってて大変そうです。でも、いい経験してると思います。年下ですが偉い!
もうちょっとこうしたほうがええんちゃう?と思うところもあったけど、僕が言うことでもないのであんまり言ってない。学校をよくしたいという気持ちはすごく伝わってきたので、今後が楽しみです。応援してます。
まあ、単純に「いい学校とは?」という定義の話なので、正解はないですね。また遊びに行きたいです。あっ、そうそう。リピーターが多いのはこの学校の特徴だと思います。
アンヘレスは歓楽街
あと、アンヘレスは歓楽街です。新宿歌舞伎町みたいなところがあります。だから、誘惑もあります。これはこの学校に限らず、フィリピン全体で言えることだと思います。
マニラはもっと誘惑だらけみたい。レディーガガのコンサートとかありますからね。
ちなみに、僕はどこでも楽しめるタイプなので、ストーリーシェアはめちゃ楽しかったです。担当してもらった先生もみんなよかったし、普通なら知れないような裏側もたくさん見れた(笑)。(ただ、僕はネポボーディングなので、場所によって違うと思います。)
学校運営に関してはまだまだ脆弱。いろんな意味で建設中って感じ。僕がいた短い間でも、学校は大きく変わっていってました。
だから、学校に要求するんじゃなく、一緒に学校を作っていくようなタイプやマイペースな人のほうが楽しめる。(僕が組織運営やマーケティングばっかやってきたから、こういうところが目につくのかも。)
ストーリーシェアの学校オーナーのミオさんにもフィリピンで会いたかった。だけど、残念ながら叶わずでした。
フィリピン留学の他の記事
フィリピンに行く前は、学校の違いが全然分からなかった。だけど、今は違いが分かります。留学中にたくさんの方とお会いしたので、みんなの口コミをブログにまとめました。学校選びの参考になれば幸い。
自分の留学体験をまとめたり、留学生にインタビューして、留学体験談のサイトも作りました。
ストーリーシェアは僕の母校です。大好きな学校でした。2012年に留学して以来、たくさんの生徒を紹介しました。しかし、学校は成長せず、毎回同じトラブルを繰り返します。2009年に始まった学校なのに、継続して学校に関わっている人はいません。深く関わると1年以内に去ります…。辞めた人もたくさん知ってますし、辞めた理由も知ってます。人が去って、また新しい人が巻き込まれる流れを繰り返しています。他の学校のほうがよくなってきたのでもう応援するのはやめています。売れない歌手が応援されているような学校です。
日本人オーナーの学校を探すと4つが有名なことが分かった。(もちろん他にもあるでしょう)