長崎に行ったとき、「ちゃんぽんで有名だから、絶対食べて!」と言われて、四海樓(しかいろう)に行った。明治32年創業、ちゃんぽん・皿うどん発祥の店。ラーメンもちゃんぽんも普段ほとんど食べないけど、地元の料理を食べるのが好きなので行ってみた。


「中国!」って感じの立派な建物。レストランフロアの5階に上がると、店内は壁一面がガラスになっていて、長崎の夜景が綺麗でした。

メニューはいろいろあったけど、ちゃんぽんを注文。迷いはなかった。

じんわりおいしい。魚介の味がしっかりきいたスープは上品。鶏ガラと豚骨に魚介を入れてるんですね。麺はやや太めで、ツルッとしている。好みの麺とは違ったけど、これはこれでおいしい。このスープなら、細麺より太めの麺のほうが合うのかもしれない。キャベツがたっぷり入っていて、薄いかまぼこ、えびやタコも入っている。
ただ、今まで食べたちゃんぽんと何が違うのかは、正直よく分からない。野菜たっぷりのラーメンとは、何が違うんだろう?

卓上のメニューには、ちゃんぽんの歴史について説明があった。建物の1階にはちゃんぽんギャラリーもあった。
ちゃんぽんの名前の由来、ちゃんぽんのルーツ、皿うどんのルーツなどが解説されてました。



福建出身の中国人が、中国人留学生のために安くて栄養のある料理を作ろうとしたのが始まりだそうです。福建料理の「湯肉絲麺」がルーツとされています。中国・福建の料理の影響を受けて生まれた料理なんですね
そういえば、フィリピンにも福建料理をベースにした料理がある。なぜ長崎とフィリピンの両方に、福建料理の影響が残っているんだろう?と思って調べてみると、福建は昔から海上交易が盛んで、海外に移住する人が多かった地域。特にフィリピンを含む東南アジアには福建系の人々が多く移住し、商売をしながら暮らしてきた。そのとき、料理や食文化も一緒に持ち込まれた。
長崎も中国との交易の窓口だったので、福建の人々や料理が入ってきやすかった。長崎とフィリピンに福建料理が残っているのは、福建の人たちが海を越えて広く移動してきたからなんですね。
ちゃんぽんを食べて、長崎とフィリピンが福建を通じてつながっていることを知った。福建料理が食べたい。




















