VR英会話をやってみた。2020年ごろからVRが盛り上がっていて、VR空間で英語チャットを楽しんでいる話を聞いていた。英語慣れするには十分そうだと思っていたら、VR英会話のサービスがはじまっていたので、2ヶ月やってみた。スマート・チューター(スマチュー)というサービスです。
予想通り良いところ、まだまだなところがあった。だけど、いずれ英会話学習はVRでいけると思う。ということで、感想をまとめたいと思いますー
VR英会話とは?
馴染みがない人もいると思いますが、VR(Virtual Reality)は仮想空間のことです。VR英会話はVRヘッドセットをつけて、仮想空間で英語を勉強します。
スマート・チューターのVRヘッドセットはOculus Quest(オキュラス クエスト)です。定番のヘッドセットで、僕のまわりも持っている人がたくさんいます。
持ってない人は無料で貸してくれます。僕は借りました。最初はOculus Quest 1が送られてきて使っていたんだけど、途中でOculus Quest 2に変えてもらいました。変更費用はかかりませんでした。

Quest 2のほうが音がいいみたいだけど、僕はあんまり違いを感じなかったです。
申し込んだら、ヘッドセットが送られてきます。その後、ZOOMで説明が1時間弱あって、10日間の無料お試し期間が終わると、学習スタートです。
VR英会話 スマート・チューターの感想
オンライン英会話は人と話すけど、VR英会話はコンテンツを使うだけ。だから、予約は不要で使い放題。ただ、人間との生きた会話ではないので、それをどう捉えるかですね。
AI人物との会話なんですが、AIっぽさはないです。現時点ではリーディングやシャドーイングの教材って感じです。
学習の流れはこんな感じです。

1. リスニングして要約
まずはリスニングです。会話を聞いて、その会話を自分の言葉で要約します。
これは面接のシーンですね。

2. ロールプレイ
次は、それぞれの人になりきって、スクリプトを読みます。スクリプトがあるときはリーディング
スクリプトを消してシャドーイングみたいに使うこともできるし、自分の言葉で話してもいい。

3. 英語力を採点
会話はすべて録音されて採点されます。
発音、ペース、エナジーの3つのポイントです。僕はエナジーだけはほぼ満点です。
英語シーン
登場人物は5人ぐらい。学習するシーンは、おもに3つ。会議室、レストラン、プレゼンテーションです。



ビジネスシーンが多いです。なので、初心者よりちょっと英語が喋れるビジネスマンのほうが向いていると思います。人前でしゃべる練習にも使えそうです。
気になったこと
- VRに慣れてないと酔う(その後、慣れた)
- ヘッドセットが重く感じた(その後、慣れた)
- 学習コースの一覧がないのが不便
- 何度やっても発音がダメのときどうしたらいいかわからない。
- マニュアル運営
- 電話ボックスのようなテレワーク室だと壁に手が当たる
気になるところもあったけど、うまく使えば効果的だと思う。同じシーンを何度も何度も繰り返すと効果があると思います。
将来的にはVRの画像クオリティも上がって、シーンも登場人物も増えて、アバターも作れるようになるでしょう。さらに、VRでの英会話サービスも増えてくるだろうし、人との会話とのハイブリッドもでてくるでしょう。値段も安くなるでしょうね。
未来の英会話学習の世界はどうなるのか?楽しみです。
無料お試し期間がお得すぎる
スマート・チューターは無料お試し期間が10日間あります。これはかなりお得!僕は最初はお試しだけで止めるつもりでしたが、面白かったので続けました。興味ある方はぜひ体験してください。VR体験としても面白いです。