太宰府天満宮にはじめて行きました。福岡県太宰府市にある、学問の神様である菅原道真公を祀っている神社です。道真公は平安時代の学者で、政治家としても活躍したけど、藤原時平との権力争いに巻き込まれて、反乱者にされて太宰府に左遷されちゃいました。
孤独な余生を送り、彼の死後に天変地異や疫病が続いたので、彼の霊が祟ってると恐れられて、道真公の霊を鎮めるために建てられたのが太宰府天満宮。学問の神として多くの人々に信仰されています。
道真公を祀った神社は太宰府天満宮だけではないんです。北野天満宮、菅原神社もそうです。北野天満宮は道真公の生前の京都での活動に関係しています。菅原神社は日本各地にあります。超有名人ですね。
太宰府天満宮の鷽替え神事
僕が太宰府天満宮に興味を持ったのは木うそを知ったときです。太宰府天満宮では年に一度、1月7日に「鷽替え神事(うそかえしんじ)」というのがあって、「替えましょ!替えましょ!」と言いながら、木彫りの鷽(うそ)を交換するんです。悪いことを嘘(うそ=鷽)にして吉と取り替えて、一年間の幸福を祈念するそうです。面白い行事だなと思って、東京の亀戸天神社に木うそを買いに行ったとき、いつか福岡の太宰府天満宮に行こうと思ってました。
太宰府天満宮
少し辺鄙な場所ですが、平日なのにすごく混んでました。祭り状態です。

道真公が梅の花を好きだったので、道真公が太宰府に流されていた時、梅の木を植えたそうです。神社の境内には梅の木がたくさん植えられています。
毎年2月から3月には、境内が美しい梅の花でいっぱいになるから観光客がたくさん来るようです。参道には梅ヶ枝餅を売るお店も並んでます。梅ヶ枝餅は3つ食べました。






行ってから知ったんですが、2023年5月から約3年間、御本殿の大改修が行われているんです。仮殿が建てられているんだけどカッコよかった。

建築家・藤本壮介氏が設計したそうですが、仮殿の屋根には緑が広がっていてインパクトがあります。雨が降ったときの屋根の重量が心配です。

仮設にこれだけお金をかけられるのは、神社が相当お金を持っているからこそですよね。

宝物殿に行ったら、映像が流れてきて、鷽を発見!あのフォルムが好き。
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